LoginSignup
2
0

More than 1 year has passed since last update.

KMSについてまとめました。

Posted at

はじめに

こんにちは、山田です。
今回は、現在関わっている案件でKMSを用いる機会があったのでKMSについてまとめていきます。

KMS概要

KMSはデータの暗号化に使用される暗号化キーの作成と管理を行うAWSのマネージド型サービスです。
KMSの操作履歴は全てCLoudTrailに保存されます。

暗号化・復号化

KMSでは、以下の2種類のキーを使用してデータの暗号化・復号化を実施します。

・Customer Master Key(CMK) → データキー(CDK)を暗号化するためのキー
・Customer DataKey(CDK) → データを暗号化するためのキー

暗号化の仕組み

image.png
① アプリケーションからCDKを生成します。
② 暗号化されているCMKが復号化される。
③ CMKを使用して、CDKを暗号化します。
④ CDKと暗号化されたCDKをアプリケーションに渡します。
⑤ CDKを使用してdataを暗号化します。
⑥ 暗号化されたdataと暗号化されたCDKをDBに保存します。

復号化の仕組み

image.png

① 暗号化されたCDKを取り出します。
② KMS内でCMKを復号化します。
③ 復号されたCMKを使用してCDKを復号化します。
④ 復号化されたCDKを使用し、dataを復号化します。

CKMの種類

CMKには主に以下の種類があります。

・カスタマー管理キー
AWS利用者が作成、所有、管理するCMK。ユーザーが開発したアプリでデータを暗号する際に使用するのがCMKとなる。
キーポリシーの設定、有効化・無効化、ローテーション、エイリアスの作成、削除のスケジューリング等の操作が実行できます。
1年ごとの自動ローテーションの有効化・無効化を設定できます。

・AWS管理CMK
AWSサービスが利用者に代わって作成、管理、使用するCMKです。
キーポリシーの変更はできない。
3年ごとにAWS側で自動ローテーションされます。

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0