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仮想環境でのWindows server 2012r2 STDのライセンスについてのメモ

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*インフラ初心者の備忘録的なものなので、詳細はMSへご連絡を!

仮想環境でのWindows server 2012r2 STDのライセンスについてのメモ

2種類のライセンスが存在。

1.Windows server 2012R2そのものに対するライセンス。
2.CALと呼ばれる、Windows server 2012R2がインストールされたサーバへアクセスするクライアントに対するライセンス。

前者は1つのライセンスで、2仮想インスタンス(所謂仮想マシン)、2物理プロセッサー(CPUそのもの)をカバー出来る。

物理サーバにWin 2012R2をインストールする時は、単に物理CPUの数を気にすればOK。
仮想マシンにインストールする時には、以下の点に注意。
・仮想マシンをホストしている物理マシンのCPUの数。
・仮想マシンの数。
・どのホストサーバにライセンスを割り当てるか(vMotionなどで、別のホストへ移動した時にはそちら分のライセンスも持ってなければならない。)

上記のStandardライセンスの他にもDatacentarライセンスが存在するが、こちらは価格差が凡そ7倍という話なので、1ホスト当たり14仮想マシンを搭載するような構成ならば効果的。
他にもよりミニマルな環境や物理環境向けのライセンスもあるらしいので、詳しくはMSへ!
https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/products-Windows-Server-2012-r2-Purchasing.aspx

後者のCALについては、インターネットに公開されたサーバか社内などのイントラ向けかがポイントである。

インターネットに公開されたサーバで、使用するユーザが不特定多数の場合、その不特定多数のユーザはCALの範囲対象外。インターネットに公開されていても、社員しかアクセス出来ない状態だったり、社員しかアクセス出来ない場所があるような場合は、その社員数分購入する必要があるようだ。
社員が複数のWin sv 2012 r2サーバにアクセスをするケースもあると思うが、その場合、ユーザ毎にCALを割り当てれば大丈夫なようだ。
https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/v1/buy/licensing-guide/

誰かの参考になれば幸いです。
最終的な確認はMicrosoftへお願いします。。。

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