【JavaScript】forEach,mapメソッドの違い、使いどころ

forEach(),map()の違い、使いどころを整理しました。

forEach

引数それぞれ(=each)に同じ処理を実行する。
使いどころ：for文よりも短く書きたい場合。

    const a=[0,1,2,3];

    a.forEach((tempA)=>{　　　　 //aの要素を受けとるtempAという入れ物を作る
        return tempA += 1;　　　 //tempAに対して1ずつ加算
        })

    console.log(a);             //[1,2,3,4]

map

配列に同じ処理を関連付けして（=map）、新しい配列を作る。
使いどころ：元の配列を残したまま、新しい配列を作るとき（比較、行列的な処理？）

    const a = [0,1,2,3];
    const b = a.map((tempA)=>{　//配列aを基に配列bを作成
        return tempA + 1;       //tempAに対して1ずつ加算
    })

    console.log(b);　　　　　　　//[1,2,3,4]

短く書くために

forEach()もmap()もfor文に比べると短く書けるのが利点。
アロー関数の場合、次の条件を満たせば更に短く書くことができる。

・引数が1つの場合()を省略可能
・return行が1行の場合{return}を省略可能

私はグルーピングする要素()とか{}が1つの場合＝省略できると覚えました。

forEach文を省略しない場合

    a.forEach((tempA)=>{
        return tempA += 1;
        })

forEach文を省略した場合

    a.forEach(tempA=> tempA += 1)

map文を省略しない場合

    const b = a.map((tempA)=>{
        return tempA + 1;
    })

map文を省略した場合

    const b = a.map(tempA=> tempA + 1);