#【JavaScript】関数の戻り値について。値を戻す場合、真偽値を戻す場合
戻り値を理解すると、共通処理である関数を使うメリットが増えるので整理します。
##計算結果を返す戻り値
計算結果を返す関数の例。
const add=(number1,number2)=> {
return number1+number2;
}
console.log(add(1,2));
これを
・計算処理のadd関数
・addに引数を渡す定数sum
・省略記法(returnと{}の省略)
でさらに整理。
const add=(number1,number2)=> number1+number2;
const sum = add(1,2);
console.log(sum);
この場合、戻り値(return)の対象であるnumber1+number2は値を返している。
関数addは計算の共通処理を実行している。
実行結果は3となる。
##判定結果を返す戻り値
判定結果を返す関数の例。
returnにtrueとなる条件を書くことで判定結果を返している。
trueとなる条件を書く=比較演算子(===,!==,>,<...など)ということ。
const checkNumber = (targetNumber) =>{
return targetNumber === 0;
}
引数targetNumberの値が0かを判定するcheckNumber関数。
引数に0を渡した場合checkNumber(0)
引数に1を渡した場合checkNumber(0)
それぞれの実行結果は次の通り。
console.log(checkNumber(0));//true
console.log(checkNumber(1));//false
##応用:判定処理+メッセージ表示
targetNumber === 0;の判定に加えてif文を使った分岐を書いた例。
returnは処理を終了させる性質を持つので、return targetNumber === 0;から
targetNumber === 0;としている。
const checkNumber = (targetNumber) =>{
targetNumber === 0;
if(targetNumber === 0){
console.log(`0です。`);
}else{
console.log(`0以外です。`);
}
}
checkNumber(0);
checkNumber(1);
実行結果
1行目:checkNumber(0)
2行目:checkNumber(1)
0です。
0以外です。