RDPで、接続する場合は、後勝ちで同時に1台のパソコンにログインする事しか出ませんが、Windowsには、シャドウセッションの機能があり、2端末が同時に1台のパソコンにログインして、同一画面を操作する事が可能です。
デフォルトでは、接続毎に許可を毎回取る必要がありますが、設定で無効化する事が出来ます。
■構成
RDP Server
Client1・・・RDP ServerにRDP接続する端末
Client2・・・RDP Serverにシャドウセッションで接続する端末
1.ユーザーの許可なしでフル コントロール
■RDP Serverで実施。
gpeedit.mscを起動して、以下の設定を変更します。
管理用テンプレート
-Windowsコンポーネント
-リモートデスクトップサービス
-接続
リモートディスクトップサービスセッションのリモート制御のルール設定する。
⇒ユーザーの許可なしでフル コントロール
2.firewall設定
■RDP Serverで実施。
ファイルのプリンターの共有(smb受信)⇒有効
3.接続番号を取得
■Client1が、RDP接続後に、RDP Serverで実施。
RDP Serverで接続番号を確認
C:\Windows\System32\query.exe session | find "Active"
rdp-tcp#79 ??? 1 Active
4.シャドウセッションで接続
■Client2で実施。
xx.xx.xx.xxは、接続先のIP Address
yyは、query.exeで取得した番号
mstsc /v:xx.xx.xx.xx /control /shadow:yy /noConsentPrompt