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仕事で判断に迷ったときの処方箋

Last updated at Posted at 2022-12-15

仕事に限った話でもないのですが、日常の生活は選択や判断の連続です。
「もうこれしかない」という確かなものばかりなら良いのですが、そんなに都合よくできているわけでもなく、あーでもない、こーでもないと迷うことになります。

考える時間や迷う時間、それはそれで楽しかったりしますが、こと仕事においてはその判断が自分以外の今後をも左右するものだったりすると、足がすくんでしまうようなこともありますよね。

なぜ迷うのか 5つの要因

僕はこの5つに大別できると思っています。

  1. 知識がない
  2. 経験がない
  3. 情報がない
  4. 未来のことである
  5. どっちもいい

1. 知識がない

この場合は自分だけの問題だったりするので、ある意味単純です。インターネットや本などの文献にあたったり、実際に手を動かしてみたり、あるいはすでに知見を持った人に聞くなどして、判断に必要な知識を手に入れることだと思います。

2. 経験がない

はじめて経験することについては、迷いというより不安や恐れに近いものがあるように感じます。とにかく1度経験してしまうことが一番だと思うのですが、それが難しい場合は、何が自分の中で不安なのかを明らかにして、その経験がある人に聞いたり、自分なりに情報を集めて想像力を使いながらシミュレーションをしたり、似たようなことを小さく実際にやってみることで、自分の中に判断軸ができるように思います。

3. 情報がない

判断に足る情報が不足している場合は情報を持っている人に聞くしかないので、情報を持っている人を見つけることが最初のポイントになります。誰が持っているのかわからなければ身近な人や上司、信頼できる人に聞きながら辿っていきましょう。1つの事象に対して複数の人から情報を集めると、より俯瞰的な判断ができるように思います。

4. 未来のことである

その時が来てみないとわからないというケース。未来のことは誰にもわからないので、今ある情報をもとに仮説を立ててどんなことが起きそうか、何が問題になりそうかをリスクとして認識し、事前に対策できるものであればしておく。そうでないものは、問題が起きた時の対応方法を準備しておく。そのくらいしかできないと思います。あとは落ち着いてその時を迎えましょう。

5. どっちも良い

複数の案があってどれも良さそう(あるいはどれも大変...)で選ぶのに迷うケース。この場合は何を優先するかがポイントで、その結果を想像しながら最もやりたいことに近い結果が得られるものを選ぶことになると思います。どれも同じくらいだったら、面白そうな方を選ぶのも良いです。もしかすると選ぶのではなく、いい感じに組み合わせるともっといい結果が得られる「第3の選択肢」があるかもしれません。

決めることはパワーがいる

何かを判断して「決める」ということは、他の選択肢をいったん捨てることでもあるので、パワーや勇気のいることだと思うのです。たくさん考えて、悩んで、そうやって決めたことが尊いですし、その結果が望んだものでなかったとしても経験として残ります。

自分が決められるということは楽しいし、自由だとも思います。
日々のお仕事の助けになれば幸いです。

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