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SSDとHDDの違いと特徴

Last updated at Posted at 2024-10-24

はじめに

1日1項目1時間学ぼうの会
今回学んだ内容はSSDとHDDの違いと特徴についてです。

構造の違い

  • SSD
    フラッシュメモリを使用する半導体記録装置
    可動部分がなく、電気的にデータを読み書きする。

  • HDD
    磁気ディスクにデータを保存し、高速回転するプラッタに磁気ヘッドと呼ばれる部品を近づけ、データを読み書きする。
    機械的な可動部分が多い。

速度

  • SSD
    高速な読み書きが可能(起動やデータ転送が速い)
    実業務で言えばファイルを開く時間やコピーする時間が短くなる。

  • HDD
    ランダムアクセスの場合はSSDよりも読み書きの速度は遅い。
    ディスクの回転速度によって性能が異なる。

耐久性と耐衝撃性

  • SSD
    可動部分がないため、落下や衝撃に強い。
    使用回数に応じて劣化する。

  • HDD
    可動部分が多く、落下や衝撃に弱い。
    長時間の使用や不適切な取り扱いで故障のリスクがある。

容量と価格

  • SSD
    GBあたりの単価が高い。
    昔と比べると価格は安くはなってきている。

  • HDD
    容量あたりのコストが安い。
    大容量モデル(4TB以上)が豊富で、バックアップやアーカイブ用途に適している。

消費電力

  • SSD
    消費電力も少なく、発熱も少ない。
    バッテリー駆動のノートPCに適している。

  • HDD
    モーターの駆動が必要なため消費電力が多い。
    長時間使用で発熱しやすい。

用途と適用分野

  • SSD
    OSやアプリケーションのインストール、ゲームの起動、動画編集など高速性が求められる場面に最適。

  • HDD
    大容量のデータ保存やバックアップ、アーカイブ目的に適している。
    NAS(ネットワーク接続ストレージ)やデスクトップPCなど。

SDとHDDを併用するメリット・デメリット

同じコンピューターに搭載可能
それぞれの特徴を知っておくことで適切な使い方ができる。
併用するメリット・デメリットを学んでいく。

メリット

  • コストパフォーマンスの向上
    SSDはOSやアプリケーションのインストールに使用し、HDDを大容量のデータ保存用に使うことで、高速性と大容量をバランス良く実現できる。

  • パフォーマンスの最適化
    SSDの高速読み書きを活かし、PCの起動時間やアプリの立ち上げを高速化。
    HDDは写真、動画、音楽、バックアップデータなど、高速性を必要としない大容量データの保管に適する。

  • 耐久性と寿命のバランス
    SSDの書き込み寿命(寿命に限りがある)を考慮し、大量の書き込みが必要なデータはHDDに保存することでSSDの劣化を抑えられます。

  • 柔軟なストレージ管理
    SSDをシステムドライブ(Cドライブ)に、HDDをデータ用ドライブ(Dドライブなど)に分けることで、用途に応じてストレージを管理しやすくなります。

デメリット

  • 管理の手間が増える
    データをSSDとHDDに分けて保存するため、どのデータをどちらに保存するかの管理が必要になります。
    複数のドライブの使用に慣れていないと、ストレージの使い分けに戸惑う場合があります。

  • データ移行の手間
    SSDとHDDの間でファイルの移動やバックアップ作業を行う必要があり、運用に少し手間がかかる可能性があります。

  • ノートPCの場合は選択肢が限られる
    ノートPCでは1つのストレージしか搭載できないモデルが多く、SSDとHDDの両方を併用するには外付けHDDを使う必要があります。

参考

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