はじめに
4月16日に行われた、令和5年度春期の応用情報技術者試験に合格しました。
この記事では、私がどのように応用情報技術者試験に合格したのかを簡単にまとめます。
もし参考になれば幸いです。
(追記2025/05/04)
久しぶりに読み返すとかなりひどい文章に感じたので、そのうちAIの力を借りて校正します...
結果
結果は、午前試験が71.25点、午後試験が66点でした。
午後の試験では以下の選択問題を選びました。
- 経営戦略
- プログラミング
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
使用した学習リソース
私が試験に合格するために利用した本とウェブサイトは以下のとおりです。
本
- 応用情報技術者 合格教本:基本的な知識の習得に役立ちました。
- 応用情報技術者 午後問題の重点対策:午後試験の対策に活用しました。
サイト
- 応用情報技術者試験ドットコム:過去問道場での午前対策と、掲示板での情報収集に利用しました。
試験対策
午前試験は過去問道場で問題を解き、午後試験は合格教本と重点対策の本を用いました。以下に具体的な方法を記載しておきます。
午前試験
暇な時間に過去問道場で問題を解きました。合計で約1750問を解き、100問を解くのに約30分かかるぐらいのペースで進めました。問題と解説は軽く読む程度で、音楽を聴いたり、動画を見たりしながらのんびりと進めました。1750問での正答率は61%ぐらいでした。
午後試験
合格教本を2周し、その間に重点対策の本も少しずつ読み進めました。
試験の1週間前から午後対策に取り組み始めたことで、試験本番まで時間がなかったため、問題はほぼ読まずに解説をサラッと読み、問題文のどこを読むべきか、どのように解答を書くべきかを理解するのに注力しました。
また、重点対策を読み進める中で、データベースとネットワークの問題だけは避けるべきだと感じました。(まったくもってこの2分野に関する知識がなかったため。)
まとめると、
午前問題は、とにかく数をこなすこと
午後問題は、解答に至るまでの過程を理解すること
が重要だと思います。
本番
1700問解いただけに午前問題については自信があったので、途中退出ができるようになった段階で途中退出して午後に備えて勉強しました。
午後はとりあえず解けそうな問題があったら解いてみよう、ぐらいの気持ちで受けました。実際に、目についたプログラミングの問題が解けそうだったのでまずはそれを解き、その後は同じように解けそうな問題を適当に選んだ記憶があります。隣の席の人が途中退出可能になった瞬間に出て行ったのですごい人もいるんだなと思いました。
試験終了時の感触は、午前は大丈夫そう、午後もプログラミングだけはちゃんと解けたなあと何とも言えないものでした。
振り返り
自分が合格する可能性は低いと思っていたのですが、運良く午前試験が難化し、私が選んだ午後試験の問題が易化した結果、合格することができました。特にプログラミングの問題が(自己採点で)ほぼ満点だったことが大きな要因でした。
こんな受かり方をすることもありますが、これから応用情報技術者試験を受験しようと思っている方には、次のように勉強するのがおすすめです。
- 少なくとも試験の1ヶ月前から午後対策の勉強を始める。(午前問題は2, 3ヶ月前からちまちま解くのをおすすめします。)
- 点数が安定するデータベースやネットワークなどのテクノロジ系の問題を重点的にこなす。
私の経験が皆さんの試験対策の参考になれば幸いです。
今後は、情報処理安全確保支援士試験の合格に向けて、勉強しようと思います。
以下は蛇足です。
1週間+αの勉強での合格
1週間+αといっても、何の前提知識もなしで短期間で受かるほど、応用情報技術者は甘くありません。私は情報系の学部に所属する大学3年生で、令和4年度秋期に基本情報技術者試験に合格していました。これらの要因により、試験に挑む前提としてある程度の知識が既にありました。
基本情報に受かったし応用情報も受けてみようということで、とりあえず応用情報技術者試験への申し込みはしていましたが、正直に言うと、試験勉強のやる気がなかなか湧きませんでした。結果的に、試験勉強(午後問題への対策)を始めたのは試験本番の1週間前となってしまいました。これが私のいう「1週間+α」です。(+αは暇なときに行った過去問道場)
しかし、私は最後の1週間で毎日5時間ほど集中的に勉強しました。そして、運良く、この短期間での勉強だけで合格することができました。
私の「1週間+αでの合格」体験は、前提知識と短期集中型の努力が合わさった結果です。そして、これは例外的なケースであり、試験の難易度や個々の背景によっては全く異なる結果になることも理解しています。
あまり参考にならない合格までの道のりだとは思いますが、試験対策に迷いがある方、もしくは試験まで残り1週間という方がいれば、何かの参考になれば幸いです。努力が必ず報われるわけではありませんが、最後まであきらめずに頑張る価値はあると思います。
蛇足まで読んでくださった方、ありがとうございました。