find <directory_name> -type f -name '*' | xargs -I{} mv {} {}.pdf
各コマンドの意味と役割
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find <directory_name> -type f -name '*'-
find: ファイルやディレクトリを検索するためのコマンド。 -
<directory_name>: 検索対象のディレクトリ名。 -
-type f: 通常のファイルのみを検索対象にするオプション。これにより、ディレクトリ自体は検索結果(名称変更の対象)から除外される。 -
-name '*': 名前で検索するオプション。'*'はワイルドカードで、任意の文字列にマッチする。
→検索したすべてのファイルを
xargsへ標準出力する。 -
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xargs -I{} mv {} {}.pdf-
xargs: 標準入力からデータを読み取り、それを引数として別のコマンドを実行するコマンド。 -
-I{}: プレースホルダーを指定するオプション。{}が各ファイル名に置き換えられる。
→
{}が、<directory_name>内の任意のファイル名を表す変数として使えるようになる。 -
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mv {} {}.pdf-
mv: ファイルを移動または名前を変更するコマンド。 -
{}: 変更対象のファイル名。 -
{}.pdf: 変更後の名前。このような簡単な書式で文字列を追加できる。
→
findコマンドで見つかった各ファイルに対して、元のファイル名に.pdfを追加する。 -
