概要
基本的に、ローカル環境のバージョンは stable にしておきたい。古いバージョンや latest などを使う場合は、rbenv や pyenv などで切り替えるかコンテナを使う方針。必要に応じてやれば良いが、それぞれの update/upgrade の方法を全部覚えてたりしないので、必要そうなものをメモしておく。
私は、ベトナムのオフショア開発会社にいて、自分自身は開発はほとんどしないが、レビューしたりするので色々入ってる。
実行環境
- MBP 13-inch, 2017
- macOS Mojave v10.14.6
- iterm2 Build 3.3.6
2019年11月6日に実行
今回 version up するもの
- homebrew
- git
- php & composer
- node.js & npm
- ruby
- go
- python & pip3
- awscli
- docker
- Java
ベトナムのWeb系開発会社で必要なのは、だいたいこんなもの。
homebrew
バージョン確認方法
brew -v
homebrew 自体の更新
brew update
homebrewで管理しているものの更新
brew upgrade
brew cleanup -n
など。ちょっと乱暴な気もするけど。困ったら Doctor
他、brew コマンドは、以下を参照。
git
mac にデフォルトで入っている git はバージョンをこちらでコントロールできないので、homebrew で入れ直しておく。詳しくは、
バックアップはうまくいかないかも知れない。
バージョン確認方法
git --version
更新方法
brew upgrade git
php & composer
php
バージョン確認方法
php -v
更新方法
brew upgrade php
composer
バージョン確認方法
composer -v
更新方法
composer self-update
node.js & npm
私は、nodebrew で管理しているので、そのやり方。いつか n に切り替えるかも。
nodebrew
nodebrew のバージョン確認方法
nodebrew -v
nodebrew 自体の更新
nodebrew selfupdate
node.js
node.js のバージョン確認方法
node -v
node.js の stable の確認
現時点は、v12.13.0
でした。
インストールできるか確認
nodebrew ls-remote
出来るのでインストール
nodebrew install-binary v12.13.0
インストールされているバージョンの確認
nodebrew ls
current になっているものがいま選択されているもの
インストールしたものに切り替え
nodebrew use v12.13.0
npm
バージョン確認方法
npm -v
アップグレード方法
npm install -g npm
ruby
ruby のバージョン確認方法
ruby -v
ruby の stable の確認
brew info ruby
現時点は、v2.6.5
でした。
私は rbenv で管理していて、rbenv は homebrew で管理しているので、rbenv にて。
rbenv 自体のバージョン管理は、homebrew で。念の為これだけ更新するには…
brew upgrade rbenv ruby-build
インストールできるか確認
rbenv install --list
出来るのでインストール
rbenv install 2.6.5
インストールされているバージョンの確認
rbenv versions
* がついているものがいま選択されているもの
インストールしたものに切り替え。今回は全体に適用
rbenv global 2.6.5
特定のプロジェクトに適用したい場合は、global の代わりに該当プロジェクトにて local
go
今の所必要性を感じないので、バージョンの切り替えは出来るようにはしていないが、必要なら goenv を brew でインストールして、後は、rbenv, pyenv と一緒。
バージョン確認方法
go version
更新方法
brew upgrade go
python & pip3
python
pyenv で管理しているので、それで。pyenv 自体の更新は、homebrew にて。
python のバージョン確認方法
python --version
python の stable の確認
brew info python
現時点は、v3.8.0
でした。brew info で出てくるのは、3.7.5
ですが、3.8.0
は3週間前に出たばっかりだし、私は pyenv で管理しているので気にしないことにします。
インストールできるか確認
pyenv install --list
出来るのでインストール
pyenv install 3.8.0
インストールされているバージョンの確認
pyenv versions
* がついているものがいま選択されているもの
インストールしたものに切り替え。今回は全体に適用
pyenv global 3.8.0
pip3
上記で python を入れ直した場合は不要。 pip3 単体で更新したい場合
バージョン確認方法
pip3 --version
更新方法
pip3 install --upgrade pip
管理しているパッケージは
pip3 list
で確認できるので、適宜更新しましょう。
awscli
バージョン確認方法
aws --version
アップグレード方法
pip3 でインストールしたので、その方法
pip3 install awscli --upgrade --user
AWS の公式に、--user オプションがついていたので、最初にインストールした時に素直に従いましたが、良きように変えてください。
なお、--user でインストールすると、~/.local にインストールされるので、何か反映されない…みたいな場合は、.bash_profile 等でパスが通っているか確認してください。
インストーラーの場合は、公式参照
なお、Python のバージョンには気をつけましょう。
2020 年 1 月 10 日に、AWS CLI バージョン 1.17 以降で、Python 2.6 または Python 3.3 のサポートが終了します。この日以降、AWS CLI のインストーラで AWS CLI を正しくインストールするには、Python 2.7、Python 3.4、またはそれ以降のバージョンが必要になります。
docker
ダウンロードで。なんか自動アップデートが失敗するようになったので、手動で。放置されて古いままになりがち。
コマンドでのバージョン確認方法
docker -v
docker-compose -v
Java
システム環境>Java>更新>更新の確認
うまく行かなければ、公式からダウンロード
コマンドでのバージョン確認方法
java --version
本日最終的なバージョン
item | command | version |
---|---|---|
homebrew | brew -v | 2.1.16 |
git | git --version | 2.24.0 |
php | php -v | 7.3.11 |
composer | composer -v | 1.9.1 |
nodebrew | nodebrew -v | 1.0.1 |
node.js | node -v | v12.13.0 |
npm | npm -v | 6.13.0 |
ruby | ruby -v | 2.6.5p114 |
rbenv | rbenv -v | 1.1.2 |
go | go version | 1.13.4 |
python | python --version | 3.8.0 |
pyenv | pyenv -v | 1.2.15 |
pip3 | pip3 --version | 19.3.1 |
awscli | aws --version | aws-cli/1.16.274 Python/3.8.0... |
docker | docker -v | 19.03.4 |
docker-compose | docker-compose -v | 1.24.1 |
java | java --version | 12.0.1 |