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新米エンジニアの初在宅勤務経験談とハードルを下げるためのTips

Last updated at Posted at 2023-12-20

本記事は オルトプラス Advent Calendar 2023 の12/21の記事です。

どうもこんにちは、7月から株式会社オルトプラスに入社したエンジニアの山本です。
参加しているチームではフロントエンドエンジニアとしてVue.jsを中心にコードを書いています。

自分はオルトプラスに入社して人生で初めて在宅勤務をすることになったのですが、「在宅勤務とか初めてだけどほんとに大丈夫かな...」となかなかにビビっていました。
そこから実際に在宅勤務を経験してみて、感じたメリットやハードルなどを紹介していけたらと思います。

初在宅勤務はハードル高めなのか?

見出しの結論から言いますと「全くの在宅初心者はハードルを高く感じる」です。

「顔を合わせての会話ベース」から「テキスト・通話ベース」に変わるのは大きな変化であり、やはり最初はスムーズにはいきませんでした。
ですが、どんなことを意識したら早く馴染めるか?を考えて実践しているうちに在宅勤務に対するハードルもどんどん感じなくなっていました。

1日の流れ

軽く自分の経歴ですが、自分は前職はWeb制作よりの仕事を3年ほどしていて、Web開発チームの1人として仕事をするのは今回が初めてでした。

参考までに、以下は僕の在宅勤務時の1日の流れです。

10:00 雑談時間
雑談時間は僕が入社してから導入されたものです。
仕事のことでもプライベートのことでもなんでも話します。
話題がないときは簡単なブラウザゲームをしたりしてコミュニケーションをとっています。
1日のスタートに談笑の時間があるとその後も柔らかい雰囲気で業務が進められます。

10:30 朝会
Slackのハドルミーティングを使って進めます。この時はカメラをONにして
司会は1週間毎の持ち回り制です。

13:30〜14:30 昼休憩
基本的に会議などなければ自由な時間に休憩をとってよいこととなっています。

15:45 夕会
その日の進捗、実装で心配なところなどあればそれも添えて報告します。

19:00 退勤

チームメンバーはSlackのハドルで常時ミュートで繋ぎっぱなしにしており、質問や話したいことなどあればすぐに声をかけられる環境です。
出社は週に1回となっており、チームメンバーとはその時に顔を合わせて話します。近況やハマっているゲームの話などして人となりを知ってくことが多いです。
個人的にこの週1出社はとてもバランスがいいと思っています。
というのも実際に顔を合わせて話すと、オンラインでもかなり話しやすくなります。
オフラインで感じる雰囲気と実際の雰囲気が違う人もいたりするので、余計にそう思いますね。

実際に働いて感じたメリット

実際に在宅勤務をしてみて感じたメリットは以下の3つです。

  1. 自由な時間を確保しやすい
  2. 自然と節約できる
  3. 周りを気にせず仕事ができる

1つずつ紹介します。

1.自由な時間を確保しやすい

在宅勤務になって感じたのは、やはり通勤時間から解放されることです。
自分の場合だと出勤日は、通勤往復1時間30分+出かける準備30分の約2時間がかかります。
1日の内に使える時間が2時間増えると睡眠時間の確保や運動に回す時間など健康的な生活サイクルが作りやすい。
自分はよくランニングをしているので、終業後すぐに走り出せるのは気持ちがいいです。

2.自然と節約できる

在宅勤務は思った以上に節約ができます。
というのも朝に家から出ないと外食に行く気にならず、家にある食材で済ましてしまおう!という思考になります。
外食が減って自然と自炊をする流れができるので結果的に節約体質になっていきますね。

3.周りを気にせず仕事ができる

在宅勤務では周りを気にせず体を動かせます。
自分は座りっぱなしが苦手(冷え性)なので、家では高めのデスクと椅子を使ってスタンディングでも座っても作業ができる状態にしています。(個人的に20分に1回は立ちたい派です)
合間にストレッチを挟んで眠気防止や集中力の持ち直しも図れるので、このメリットは大きいと感じますね。

在宅勤務のハードルはこう下げた

自分なりの在宅勤務のハードルの下げ方は以下の3つです。

  1. 対面で会える機会があれば積極的に会う
  2. 相槌やスタンプでリアクションを増やす
  3. 相手が答えやすい形で質問をする

1つずつ紹介します。

1.対面で会える機会があれば積極的に会う

(入社し始めは特に)社員、チームメンバーの方々に対面で会えるチャンスがあれば基本的に参加した方がいいです。
というのもSlackのハドルなどで最初にハードルになるのは「大勢の中で発言すること」なので、チームの雰囲気、チーム全体の雰囲気を掴むと一気に心理的ハードルが下げられます。
エンジニアの方は(僕も含め)飲み会やイベント毎にはあまり参加したがらない人が多い気がしますが、まだチームの雰囲気を掴みきれていないうちは(特に入社したての新米エンジニアの方は!)対面で話す機会を逃さないようにするのがいいのかなと思います。

2.相槌やスタンプでリアクションを増やす

2つ目は相手の発言に対してリアクションを増やす、です。
実際に在宅で仕事をしているとオンラインでの相槌は対面での会話以上に必要だと感じます。
相手の顔が見えない状態だと、
「自分の話聞いているのかな?」
「今の話は理解できているのかな?」
と話をしている側は不安になります。
そういった不安を解消して話し出しのしやすい雰囲気を作ることができれば格段にコミュニケーションのハードルが下がります。

また、地味に効果があるかなーと思うのが発言に対してスタンプやイイねなどリアクションを増やすことです。
自分に置き換えてみるとわかりやすいですが、自分の発言にリアクションをとってもらえると嬉しくなりますよね。逆に自分の発言に何のリアクションもないとちょっとだけ寂しい気持ちになることがあると思います。
こちら側のリアクションを増やすことで逆に相手にも反応してもらいやすくなり、結果的に話しやすい空気ができていきます。

3.相手が答えやすい形で質問をする

3つ目は相手が答えやすい形で質問をする、です。
新米エンジニアは質問が多くなってしまうものですが、その際にも相手への気遣いを忘れないようにしましょう。
例えば

  • 言葉では難しい部分は素直に画面共有をしながら質問する(その準備もしておく)
  • 聞きたいことは「最初に」「簡潔に」
  • 聞く前に自分がどう考えているのかもまとめておく

といった感じですね。
答える側は質問している側がどれだけ理解をしているのかわかりません。
なので現状をできるだけわかりやすく簡潔に伝えられると答える側も要点を理解でき、適切なアドバイスをもらうことができます。
具体的には

【良い質問のしかた】
「〇〇さん、いらっしゃいますか?
〇番のチケットの〇〇〇の実装に関して質問があります。
現在〇〇の部分まで実装したのですが、いき詰まってしまいました。
自分では〇〇〇だと思っているのですがどうでしょうか?」
(+〜ので画面共有しながら聞いてもよろしいでしょうか?)

のような形で聞くと導入がスムーズになりました。

ちなみに悪い聞き方がどのような感じかというと

【悪い質問のしかた】
「〇〇さん、いらっしゃいますか?
〇〇がわからないのですが教えていただけませんか。」

上のような質問かつ画面共有の準備なども何もしていない状態ですね。

質問がわかりづらかったり情報が少ないと「結局何が聞きたいの?」状態に陥ってしまい、結果的にコミュニケーションが取りづらい関係になってしまいます。
自分も完璧にできているとは言い難いですが、できるだけ相手へ伝わりやすい質問ができるよう気をつけていきましょう。

オンラインコミュニケーションをもっと得意に

今回は在宅勤務のメリットとハードルを下げる方法を紹介しました。

メリット

  • 自由な時間を確保しやすい
  • 自然と節約できる
  • 周りにを気を使わず仕事ができる

ハードルを下げる方法

  • 対面で会える機会があれば積極的に会う
  • 相槌やスタンプでリアクションを増やす
  • 相手が答えやすい形で質問をする

実際に在宅勤務をしてみると、メリットやデメリット、オフィス勤務との違いなど、多くのことを感じました。
初めての環境に触れる前は不安でしかたなかったですが、実際に今の環境になって本当に良かったと自分は思っています。
この記事が自分と同じ在宅勤務に不安を抱えている人たちに届いていたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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