はじめに
この投稿は Atlassian Advent Calendar 2024 の7日目です。
この記事は
Atlassian Intelligence(AtlassianのAI)が登場して1年、Atlassian Rovoという新たなAIツールも出ていますが、この記事ではConfluenceに搭載されているAtlassian InteliigenceとConfluenceの自動化を組み合わせて議事録の要約を簡単2ステップでSlackに送信してみたいと思います。
用意するもの
Confluence Premium
Slack
本Tipsのトピック
- ConfluenceのAIでページを要約できる
- 自動化アクションにAI要約を組み込んでいる
手順
議事録を準備しましょう
Confluenceにさらっと議事録を書いてください。
Confluenceの自動化を設定する
1. Confluenceの自動化は以下からアクセスします
2. ルールを作成する
3. ルールが発動する条件を指定します
ここでは手動トリガーで動かすようにしています。その他、ページが作成されたときや、定期実行などの条件が設定できます。
4. Slackに送信のアクションを設定します。
ここで画像のようにslack のメッセージに
{{page.aiSummary}}
と入力します。これでconfluenceページのAI要約を取得できます。
おまけでページのURLも載せておきましょう。
これで設定は完了です。簡単ですね。
実行
確認
補足情報
- AI要約は実行するたびに多少内容が異なります。それも面白さですね。
- 他にもAI関連の自動化メニューが用意されています。詳しくは下記を参考にしてください。
- https://support.atlassian.com/ja/cloud-automation/docs/actions-in-confluence-automation/
最後に
AtlassianのJiraとConfluenceに組み込まれている自動化および自動化に使えるsmartvalueを調べると色々なことができると思いますぜひお試しください。
また、最近発表されたAtlassian Rovoもこの自動化に組み込むことができるようです。たとえば校正をしてくれるエージェントなんかを作り、毎日夜間にその日に作られたconfluenceページを校正するなんてことができるかもしれません。