前回、ベテランエンジニアとして生き残っていく為に、
「リーダー経験」を獲得したいと言いました。
(SESかつ45歳目前、未経験で獲得機会があるかどうかは置いておいて。。)
が、その後、やっぱり「リーダー経験」よりも、
「基本設計」や「要件定義」などの上流工程スキルを獲得すべきでは?
と思い直し、悩んでおります。
今後、SESで生き残っていくために、どちらの方が需要があるのか?
について考えたいと思います。
そもそも「リーダー経験」って何?
私も正確に分かっていません。
SESで面談をする時、リーダー経験があるかどうか聞かれます。
「経験はないですが、同じく派遣されている同じ会社の後輩に、
仕事の分からない事を教えたりしたことはあります。」と答えています。
恐らく、これはお客様が求めているリーダー経験とは違うと思います。
「リーダー経験」について調べてみました。
チームリーダーとプロジェクトリーダーがあるかと思いますが、
これらはほぼ同じ意味のようです。
「現場でチームをまとめ、プロジェクトを遂行し、完遂させる。」
これがリーダーの仕事と理解しました。
具体的にはタスク管理、チーム全体の進捗管理、他チームとの調整、
が主な仕事になるかと思います。
基本的にリーダーはコーディングや試験は対応しません。
それらはメンバーが対応します。
リーダーと上流工程どちらが汎用的か?
どちらのスキルを獲得するかの判断基準の一つとして、
「どちらが汎用的か?」について考えました。
「リーダー経験」の方が汎用性があると考えます。
開発するシステムにより、リーダーの仕事に差はない為です。
リーダーはタスク、人の管理方法さえ知っていれば、
どんなシステム開発であっても振る舞いは変わらない為と考えます。
一方「上流工程」については、
開発するシステムにより、変わってきます。
業務系、組み込み系、WEB系により必要な知識や、
設計方法などが違う為と考えます。
どちらに需要があるのか?
最下層SESかつ、ソロで現場に入るエンジニアなので、
「リーダー業務」が回ってくるかはかなり厳しいです。
が、それはさて置き「リーダー経験」の方が需要があると考えます。
明確な根拠はないですが、面談などでリーダー経験があるかを問われる事が多いのと、
この業界ではベテランでもリーダー経験がない人が多い為、
希少かつ需要がある「リーダー経験」を獲得する方が良いと考えました。
次回からは、どうやってそのスキル獲得するか考えたいと思います。