私はSESで20年程働いています。
100%客先常駐で、今まで10社以上で仕事をしています。
今回はSESについて思う事を書きたいと思います。
ちなみに私の経験であり、他の方に当てはまるわけではないです。
SESって世間では悪いイメージもありますが、私はSESは悪くないと思っています。
SESの良い点は色々な現場で開発の経験ができる事と思っています。
なので、長くても2~3年で新しい現場に代わる方がよいと思っています。
1つの現場に長くいると、いざ新しい現場に変わった時に、
仕事の仕方が180度変わる事があり、ついていくのが大変と思います。
後は気楽な点です。(責任感をもって仕事をしていますが。)
仕事が出来ないとして契約が終わっても次の仕事で頑張ればよいので、
大きな責任を負わされる事が少ないです。
(請負か派遣の違いにより変わってはきますが。)
SESの悪い点は上流工程の仕事ができない事と思います。
私の場合は詳細設計~結合試験以外の経験はほぼ0です。
お客さんによっては他の工程も担当させて貰える場合もありますが。
ただ、上流工程をする事を目指していない場合は特に問題ないです。
この仕事をしていると上流工程の仕事をすることが良いとされていますが、
必ずしもそうであるとは言えません。技術で一生食べていく事もできると思いますし。
また、将来が不安な所と思っています。
将来不安な点は色々な現場を見ていても50代を超えて現場で働いている方を余り見ない所です。
自分が50代から定年まで働けるのか?というのはかなり不安です。
現場では若い方も多いので、技術で上回っていたとしてもいつ迄雇ってもらえるか不安です。
この問題は今もずっと悩んでいる所です。