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LINE WORKS の Service API を postman で試す方法

Last updated at Posted at 2019-10-29

既にご存じの方もござりましょうが。

LINE WORKS の API には Service APIServer API の2種類があります。
トークとかドライブとか、ログインしたユーザのデータにアクセスする API が Service API
組織連携とかトーク Bot とか、すべてのユーザのデータにアクセスする API が Server API

今回は、Service API を Postman で検証する方法を紹介したいと思います。

Service API の使い方

Service API を使うには、次の 3 STEP が必要です。

  1. Service API Authorization Code の発行
  2. Service API Access Token の発行
  3. 利用したい Service API を Request

詳細は公式ドキュメントにて。

Service API Authorization Code の発行

まずは Postman の画面を見てくださいな。

1572329360.png

では、補足をば。

  • method は GET を指定
  • URL は、最初は https://auth.worksmobile.com/ba/{API ID}/service/authorize と入力。
  • 入力するところは Params タブだけです。Header Body の記入は不要です。
  • {API ID} には DeveloperConsole で確認した API ID を入力。{} は不要です。
  • client_id には DeveloperConsole で確認した Service API Consumer Key を入力。
  • redirect_uri には https://contact.worksmobile.com/v2/admin/member/management と入力。(管理画面に redirect されるように設定しています)
  • domain には自分のドメイン名を。アカウント ID の @ マーク以降です。
  • state は正直何を入れてもいいですが、CSRF 対策なので neverdocsrf と入力しています。

ここまで入力すると、URL が自動生成されます。
こんな感じの URL です。
https://auth.worksmobile.com/ba/apiid/service/authorize?client_id=Service API Consumer Key&redirect_uri=https://contact.worksmobile.com/v2/admin/member/management&domain=domainName&state=neverdocsrf

この URL をブラウザに入力します。
すると、ログイン画面が表示されるので、自分のアカウントでログインします。
image.png

ログインすると管理者画面に遷移します。
ここで、URL に注目してください。
1572330952.png

https://contact.worksmobile.com/v2/admin/member/management?code=U0lrNTV1NEtNeW9pUkl0Rg==&errorCode=00&state=neverdocsrf
となっています。
この code=U0lrNTV1NEtNeW9pUkl0Rg==Service API Authorization Code になります。
もちろん、毎回違うコードが発行されますから、このコードは使えませんよ!(^×^)

これが GET できたら次の STEP に進みます。

Service API Access Token の発行

次の Postman の画面を貼りますよっと (ノ∀`*)ペチ

1572331482.png

では、補足していきますよー。

  • method は GET を指定
  • URL は、最初は https://auth.worksmobile.com/ba/{API ID}/service/token と入力。
  • 入力するところは Params タブだけです。Header Body の記入は不要です。
  • {API ID} には DeveloperConsole で確認した API ID を入力。{} は不要です。
  • client_id には DeveloperConsole で確認した Service API Consumer Key を入力。
  • code には先ほど GET した Service API Authorization Code を入力。
  • domain には自分のドメイン名を。アカウント ID の @ マーク以降です。

内容はさっきとほぼ同じですね。
しかし、今度は Postman の Send ボタンを押して Request します。

成功すると以下のような内容が返ってきます。

{
    "errorCode": "00",
    "expire_in": "31536000",
    "refresh_token": "AAAAWJ3cyj8Weg.......==",
    "access_token": "AAAAv1VwqZqlt.......=="
}

この access_tokenService API Access Token になります。

余談ですが、私は最初 errorCode が返ってきてるのでエラーになったのかと思いました。
いや、成功してるんですけどね。error って文字は見えるとつい・・・早とちりしてました(*´Д`)

では、Service API Access Token も手に入ったので、何か Service API を Request してみましょうか!(=゚ω゚)ノ

利用したい Service API を Request

何がいいですかねー?('ω')
んー・・・

では、地味に叩く機会のある Drive API のユーザー情報閲覧 API を使ってみましょうか!( ゚Д゚)
https://developers.worksmobile.com/jp/document/1008002?lang=ja

1572332862.png

  • method は POST を指定
  • URL は、https://apis.worksmobile.com/{API ID}/drive/getUserInfo/v1 と入力。
  • {API ID} には DeveloperConsole で確認した API ID を入力。{} は不要です。
  • Authorization タブを選んで TYPEBearer Token にします~。
  • Token に先ほどの Service API Access Token を入力!

そしたら次は Headers の設定ですね~。

1572333091.png

  • なんと consumerKey だけです。( ゚Д゚)
  • consumerKey には DeveloperConsole で確認した Service API Consumer Key を入力。

Drive API のユーザー情報閲覧 API は Bodyが不要なので、これでおしまいです。

Send ボタンを押して Request します。

成功すると以下のような内容が返ってきます。

{
    "message": "success",
    "result": {
        "userId": "xxxxxxxxxxxxxx",
        "userIdx": xxxxxxxx,
        "cmsDomain": "xxx-xxxx.xxxxx.xxxxxxxxxx.com",
        "usePrivateFolder": true,
        "isReadOnly": false,
        "useDocIndex": true,
        "useDocViewer": true,
        "useMobileDownload": true
    },
    "code": "0"
}

一応、伏字にさせていただきました!(*‘∀‘)ドヤァ

こんな感じで Service API Consumer Key さえ GET できてしまえば、Service APIServer API と同じように Postman で利用することができます。
ちょっとめんどい印象ですが、一回やってしまえばそんなに難しくないですよ~。

#おわりに
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

今回はスクショをいっぱい入れてみましたよ!
少しは丁寧な記事になったでしょうか?

実際に Service API を使うときは SSO してからになると思うのですが、その前にちょっといじってみたいんだよねー。的なときには Postman が本当に便利です。
Please Mr.Postman ~♪

次は何を書こうかな~。
ではまた!(^^)/

#参考にさせていただきましたm(_ _)m
Postman 公式
LINE WORKS Developers

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