先輩「なんか、MX レコードを追加で書かないといけないらしいんですよねー」
私「!?・・・へー、そうなんですかー(;^ω^)アハハ 」
先輩「SPF レコードも修正しないといけないとかで」
私「それは大変ですねー(棒)」
今日も今日とて、聞き覚えのない単語が出てきたよ!(´▽`)
その場は知ってる風な返事をして何とか取り繕いましたが、ちゃんとお勉強しないとですね。
会話中にいきなりスマホ出して検索するわけにもいかないし、知識って大事ですねー。
MX レコードとは
正式名称「Mail eXchange(メール・エクスチェンジ)」レコード
DNS サーバさんが、メールをどこのメールサーバに送ったらいいか調べるときに使用します。
DNS サーバさんの中のゾーンファイルに記載されています。もしくは記載します。
こんな感じで記載されています。
example.com. IN MX 10 mail.example.com.
この記述のおかげで、DNS サーバさんは @example.com
のドメインがついたメールは、mail.example.com.
のサーバに送ればいいんだな!ってことがわかります。
郵便番号と住所の対応表みたいなものですかね。
SPF レコードとは
正式名称「Sender Policy Framework(センダー・ポリシー・フレームワーク)」レコード
メールサーバさんがメールを受け取ったときに、メールがどのサーバから送られてきたのかを調べるのに使用します。
こちらも、DNS サーバさんの中のゾーンファイルに記載されています。もしくは記載します。
こんな感じで記載されています。
v=spf1 ip4:xxx.xxx.xxx.xxx include:spf.example.com~all
送信元メールサーバの ip アドレスをチェックしているので、偽装メールアドレス対策になります。
つまりはこんな感じ
ファンタジーな世界観で言うと、こんな感じですかね。
旅の途中、出会った謎の老人から一通の手紙を託される。
どこに届ければいいのか尋ねようと振り向くと、老人の姿はもうそこにはなかった・・・。
私「封筒に何か書いてあるな。『蛇食らう龍の右手にある町の長に届けよ』か。いったいどこなんだ・・・?」
仲間「それなら、森の賢者様に聞いてみよう!きっと、何か知っているはずだ!」
一行、森へ向かう
私「賢者様!この手紙に書いてある『蛇食らう龍の右手にある町』とは、いったいどこのことなのでしょう?」
賢者「ふむ・・・ちょっと待っておれ。今、森羅万象を記せしゾーンの書を確認するでの・・・」
賢者の前に古の書物が浮かび上がり、ページがひとりでにパラパラめくれていく。
賢者「む、これじゃな。蛇食らう龍とはすなわちスネーク川を囲うように広がるドラゴン山脈のこと。その右手に位置するはアドレッスの町じゃな」
私「賢者様、ありがとうございます!」
一行、アドレッスの町に向かう
私「ここがアドレッスの町か・・・」
門番「旅の者か。この町に何の用だ?」
私「はい。手紙を町長に届けにきました」
門番「手紙か・・・最近、偽の手紙が多くてな。念のため、差出人を改めさせてくれ」
手紙を門番に渡す。
門番「差出人は・・・町長の祖父だと!?そんな馬鹿な!これは確認が必要だな…賢者様に連絡を!」
アドレッスの町の賢者がやってくる
賢者「ほっほっほ。どれ、調べてみるかのう」
賢者が杖をかざすと、手紙が光りだし、数字が青く浮かび上がった。
賢者「192.xxx.yyy.zzz じゃな。ふむふむ。ゾーンの書にはなんて書いてあったかのう・・・」
賢者の前に古の書物が浮かび上がり、ページがひとりでにパラパラめくれていく。
賢者「ふむふむ。町長の祖父のものと同じじゃな。ほっほう。どうやら本当に町長の祖父からの手紙のようじゃのぅ」
門番「なんと!すぐに町長に連絡しなくては!」
こうして、嬉しい知らせを持ってきた私たちは盛大な歓待を受け、アドレッスの町をあとにしたのであった。
~ Fin ~
おわりに
Q. MX レコードってなーに?
A. DNS サーバのゾーンファイルに書くもので、メールをどこのメールサーバに送ったらいいかを書くんだよ
Q. SPF レコードってなーに?
A. 同じく DNS サーバのゾーンファイルに書くもので、どのサーバから送られてきたメールなら受け取っていいのかを書くんだよ
凄く基礎的な話な気がするのですが、触れる機会がないとわからないことにも気づけませんね。
知らないことがまだまだたくさんあります。もっと勉強しないと!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた!(^^)/
参考にさせていただきましたm(_ _)m
MX レコード(「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典)
SPF レコード(「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典)