未来のITエンジニアを育てる... と言ってしまうと、おこがましいなぁと感じるのですが、わたしが関わっている次世代育成系の事業や企画について、この機会にまとめてみました。
今や、世の中にはたくさんの種類のプログラミングコンテストがあり、いろいろな人材発掘・育成の事業があります。まずは、それらに関わるようになったきっかけが、LOCALでの活動でした。
現在は、さくらのエバンジェリストとしても関わっています
一般社団法人LOCAL
まずは、一般社団法人LOCAL をご紹介します。
LOCALは、北海道における技術系地域コミュニティの活動を支援するとともに、コミュニティ間の連携イベント企画開催等を通して、地域を盛り上げていくことを目標とする有志の集まりです。
北海道のITエンジニアや、それを目指す若い人たちが楽しく幸せになるよう、活動のHUBとなるような団体を目指しています。
U-16プログラミングコンテスト札幌大会
U-16プロコンは、16歳以下の高校生、中学生、小学生を対象とした、旭川発祥のプログラミングコンテストで、今や全国に展開しています。
つい先日開催した、第5回U-16プロコン札幌大会の様子はこちらに。是非ご覧ください!
- 競技部門
CHaser (チェイサー) という対戦型プラットフォーム上で、1 対 1 のプログラム同士で対戦します - 作品部門
コンピューターグラフィックスや自作のプログラムなど、自由に作成したデジタル作品を評価します
北海道大会、そしてプレ全国大会が12/18に開催され、その後には全国大会もあります。
このアドベントカレンダーが公開された頃には、旭川でバタバタと大会の準備をしていると思います。
HAISL Security College for Youth (SC4Y)
北海道地域情報セキュリティ連絡会 が取り組むセキュリティ人材の次世代育成事業は、Security College for Youth (通称 SC4Y) といいます。
コロナ禍に翻弄されながらも 2020年度に活動を開始し、Web脆弱性対応の演習 や Micro Hardening等 を実施しています。
今年は、学生3名が沖縄で開催された Hardening Decade 2022 にも出場。川口設計さんと一緒に、彼らの参加を支援しました。
高校生ICTカンファレンス in 北海道
これは広く高校生を対象とした熟議イベントで、彼らの情報モラルの意識を引き上げ、将来のインターネット利用環境がより良いものとなることがねらいです。
元々はリアルで開催していたものですが、ここ数年はオンラインに。しかし、北海道という広い土地ではオンラインにも利点があり、これまで参加が難しかった開催地点から遠い学校の生徒さんにも参加してもらうことができました。
これをきっかけにインターネットへの理解が深まり、技術に興味を持ってくれる生徒さんが増えたらいいなと思っています。
他にも...
セキュリティ・ミニキャンプや、SecHack365など、ここ数年コロナの影響でお手伝いができていなかった活動も、そろそろリアルに戻ってくる気配が。2023年がとても楽しみです。
これらの次世代育成系、ITコミュニティ系の支援活動を中心にしつつ、JANOG や Internet Week をはじめ、あちこちのイベントにも顔をだしています。
見つけたら、お声をかけてください。