はじめに
今回の記事では、これまでに約1年と半年、組み込みソフト開発に携わってきた中で、よく見かける関数やデータ型についての紹介をしていきます。
①memset:配列を0x00で初期化したい時などに使用
memset関数の書式は以下です:
memset(void *buf, int ch, size_t n)
第1引数:メモリのポインタ
第2引数:セットする値
第3引数:セットするサイズ
②memcpy:データをコピーしたい時などに使用
memcpy関数の書式は以下です:
memcpy(void *buf, const void *buf2, size_t n)
第1引数:コピー先のメモリのポインタ
第2引数:コピー元のメモリのポインタ
第3引数:コピーサイズ
③列挙型:状態を定義するときなどに使用
列挙型の定義方法は以下です:
typedef enum{
// 以下にメンバ変数を定義します
eExample1 = 0,
eExample2,
eExample3,
}eExample;
定義方法は構造体と同じ(structがenumに変わっただけ)ですね。
おわりに
今回は組み込みソフト開発でよく出てくる関数やデータ型について紹介しました。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。