もしエラーだったら・・・
Excelで私的頻出関数のVLOOKUP関数は、検索対象の文字列が存在しない場合、#N/A
と表示されてしまい、その関数を含む全ての関数がエラーになる。
それを防ぐために、
「Aがもしエラーだったら、B、正しかったらAをそのまま表示」
のような式を良く書いていた。
sample.xlsx
IF(ISERROR(VLOOKUP(E3,$B$3:$C$6,2,FALSE)),$C$7,VLOOKUP(E3,$B$3:$C$6,2,FALSE)
二回も同じ式を書くのは正直面倒
上記のような単純な式であれば、そこまでの手間は無いが、中には入れ子の入れ子の入れ子のような関数もある。
そんな時に、何度も同じ式を書く。
一発で正解を導き出せれば良いが、何度も修正するときに同じ式にも修正を入れる。
修正を入れ忘れようもんなら、もう何がなんだか状態になる。
そんなことは自明である。
そこでタイトル ISじゃなくてIF
「Aがもしエラーだったら、B、正しかったらAをそのまま表示」
Aを何度も書くことなく、これを実現できるのが、ISじゃなくてIF。
sample.xlsx
IFERROR(VLOOKUP(E3,$B$3:$C$6,2,FALSE)),$C$7)
これで式も短くなって見やすいし、修正も1回で済む。
もっと早く知りたかった・・・。