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New Relic 認定プログラムの紹介と明日以降の予告

Last updated at Posted at 2017-12-13

New Relic Advent Calendar 2017 13日目。

今日は非常にあっさりした感じでお送りします。どちらかというは明日の予告がメイン。

New Relic の認定プログラム

New Relic をお使いの皆さん。自分がどれくらい New Relic を使えてて、知識があるか気になったりしませんか?

今年の10月頃に New Relic のサイトで「New Relic University Certification Center」という New Relic 認定制度のページがオープンしました。これは、まあよくある資格制度(Oracle Silver とかそういった感じの)を目指しているのだと思うけど、New Relic の知識をちゃんと持っていますよ。というパートナーとかのスキルレベルを担保するためのものだと思います。

New Relic Certified Performance Pro

現在は「New Relic Certified Performance Pro」だけある。これは、APM の知識を測るための資格。これは申し込むと、ウェブ上で試験を受ける形式。このページ下部の "Take the Assessment" を押すと、試験が開始される(たしか)。

このページの内容をざっくり訳しておく。

プログラム概要

New Relic Certified Performance Pro は、New Relic を使ったアプリケーションパフォーマンス管理に関して一定の基準を満たしていることを証明する個人向けの認定資格です。この資格では以下の分野の知識をチェックしています。

データ、主要機能、設定を理解しているか

  • APM (アプリケーションパフォーマンス監視)に関する基礎知識を持っているか
  • New Relic APM UI を理解しており、チャート内容を理解できているか
  • 基本的なセキュリティの考慮事項を理解しているか
  • コラボレーションツールを使えるか

New Relic の設定、監視が行えるか

  • New Relic を使って素早くアプリの計測やレポートを行えるか
  • 通知(Apdex、アラートポリシー、通知チャネル)の閾値を設定できるか
  • サーバーマップのコンセプトと機能を理解しているか

New Relic を使って、パフォーマンス問題を特定したり、修正が行えるか

  • APM UI のデータを使って、緊急、重大な問題を解決できるか
  • APM の機能を有効活用して、パフォーマンスデータを収集できるか

New Relic のツールや機能を使ってデータのカスタマイズや自動化が行えるか

  • 高度な機能(スレッドプロファイリングやX-Rayセッションなど)を使って、詳細なパフォーマンスデータを収集できるか
  • REST APIの目的を理解しているか。REST API のユースケースを理解しているか。

対象

誰でも受けられますが、以下の知識は備えておく必要があります。

  • New Relic デジタルインテリジェンスプラットフォームにおけるアプリケーションパフォーマンス監視機能とユースケースへの理解
  • New Relic を使ってアプリケーションのパフォーマンス問題に対応したり、リアルタイムのパフォーマンスやビジネスデータを分析した経験や知識
  • New Relic University のトレーニングやワークショップに参加したり、Getting Started動画を見たり、APM 入門を完了していること。これらには、learn.newrelic.comから無料でアクセスできます。

試験概要

  • 質問形式: 複数選択肢から選んだり、複数回答を行う
  • 試験時間: 90分
  • 言語: 英語のみ
  • 費用: 無料
  • 受験資格要件: なし (だれでも)
  • 合格ライン: 8割
  • 受験可能回数: 3回。(3回受けて失敗した場合は、90日後にまた受けれる)
  • 資格の有効期限: 合格から2年

合格したら24時間以内くらいに、バッジ(LinkedInやNew Relic Communityで使える)や認定書をは発行します。

事前準備

  • 本資格の合格に必要な知識を身につけるには、learn.newrelic.com で無料で提供されているコースの一つであるAPM 入門を使うのが近道です。
  • New Relic University の Getting Started の動画を無料で視聴できます。この試験の準備に役立つ内容が含まれています。
  • New Relic の技術コミュニティで、New Relicの専門家などにパフォーマンス監視に関する質問ができます

まとめ

ということで New Relic の知識があるかなーとか、どういった問題がでるのかなーと思う人は是非、試してみてください。

合格したら New Relic のソックス送るって言われたけど、届く気配ない(というか住所聞かれてないし)。


明日からの連投記事「New Relic によるアプリケーションパフォーマンス監視入門」予告

明日からの記事が今年も Advent Calendar を始めた理由。前から New Relic 入門みたいな記事とか書籍とかないなと思っていた。海外の記事などもいまいちピンと来るのがない。New Relic のサイトに New Relic University という動画チュートリアルとかあるけど、いまいち求めているのと違う。(参考にはなるので、興味がある人は是非、見てみてください。英語だけど。)日本語では、簡単な記事とかはあるけど、まとまった内容はないし、ドキュメントもあるけど量が多すぎてどこまで読んでいいのか判断が付きづらい。

なので、これを機にある程度の分量で、アプリケーションパフォーマンス監視について一通りのことを説明した記事を書くことにする。

タイトルが「アプリケーションパフォーマンス監視入門」なので、目標しては、New Relic の使い方よくわからんって人がいたときに、これを読んどけって言える内容を目指す。

何回(日)くらい書くかはボリュームはまだ決めてないけど、7-10日くらいに収まるようにする予定。構成は、「理論編」「基礎編」「応用編」の3部構成。内容的には、今年の初めにデブサミで登壇した「New Relic を使ったDevOps 時代のパフォーマンス監視と障害分析入門」を詳細に説明し、使い方や内容を膨らませた感じにする予定。(あれは時間の都合で結構はしょったので)。モバイルやフロントエンド周りの監視の話はほぼでない。

ということで、明日からの予告でした。

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