ずいぶん前に作ったやつで、特に何も言ってなかったコマンドラインツール。
Node モジュールとかを細かい単位で作っていたりすると、そのモジュールのためのディレクトリを作ったたと毎回必要なファイルやディレクトリをどっかから持ってきては書き換える、みたいなことが多かったので、雛形(テンプレート)ベースでディレクトリ内の構造を作り出せるようなものを作った。
Install
Node で実装しているので、npm で導入。CLI なので -g オプション付きで。
$ npm install -g dirtmpl
使い方
まずは任意のディレクトリ内で、雛形として登録したいディレクトリの内容を作る。
$ mkdir path/to/dir
$ mkdir path/to/dir/src
$ mkdir path/to/dir/test
$ touch path/to/dir/README.md
$ touch path/to/dir/.gitignore
上記のは適当なサンプル。例えば README.md, .gitignore などはファイルを作成した上で必要なことを書いておく。
続いて、dirtmpl add <name>
コマンドを使って、このディレクトリの内容を登録する。 <name> の部分で任意の名前を付与。
$ dirtmpl add mysrc path/to/dir
あとは、好きなディレクトリで dirtmpl build <name>
コマンドを実行すると、そのディレクトリで雛形通りのファイル群が作られる。
$ cd path/to/src/foomodule
$ dirtmpl build mysrc .
自分の場合は、自分にとって必要なディレクトリ構造を持った npm, composer などの汎用的な雛形や、その仕事内でだけ必要になる雛形などを登録して使っている。
備考
ディレクトリの雛形は、通常は $HOME/.config/dirtmpl
というディレクトリパス以下にそのまま展開される。コマンド実行時に --configDir
オプションでディレクトリパスを指定すると、雛形のあるディレクトリを指定することができる。