本記事はNihon University Advent Calendar 2023の8日目の記事です。
はじめ
BunというOSSにissueを立ててコントリビュートしました。
Bunとは以下の引用の通り、テストランナー、バンドラー、トランスパイラー、ランタイムやパッケージマネージャーを兼ね備えているオールインワンのツールです。他のパッケージマネージャーやテストランナーより良いパフォーマンスが出ているとアピールしています。また、Lockfileがバイナリーファイルであるのが特徴的です。
Develop, test, run, and bundle JavaScript & TypeScript projects—all with Bun. Bun is an all-in-one JavaScript runtime & toolkit designed for speed, complete with a bundler, test runner, and Node.js-compatible package manager.
経緯
個人開発でアプリを作成しようとしていたのですが、いつも使っているnpmではつまらないと思い、当時できたてほやほやのBunを選定することに決めました。また、デプロイ先はfly.ioを選定しました。
Bunで作成したアプリをfly.ioにデプロイする方法が次のレポジトリーのリンクに記述してあるのですが、その通りに行うとエラーが発生。。。
そのレポジトリーのissueも自分と同じエラーで立っているが、返信がない状態...(2023/9/27時点)
そこでさらに人がいそうなBunのレポジトリーでこのエラーについてIssueを立てました。
やりとり
さっそく、返信が来ました。
どうやらbun.lockbファイルが.dockerignoreに記述されていて、dockerに認識されなかったことが原因でした。解決方法としては.dockerignoreからbun.lockbを消せば良いらしいです。
後は教えてくれた二人にしっかりお礼をして、issueをclose。
まとめ・感想
やってみた感想としては、インターン先で分からない所を先輩エンジニアに聞くこととあまり変わらないと感じました。
参考に、次のリストは自分がインターン先で分からないことを聞く際に自分が気を付けていることです。また、issueを書く際にもこれらの事も意識しました。
- コードやエラー文などの前提知識や現在の状況を文章に含める
- これまで行ってきた行動を文章に含める
- 文章を読み返して、相手に伝わるか見直す
英語に関して、筆者はせいぜい英検2級程度の能力しかありませんでしたが、DeepLを駆使して文章がしっかりと相手に伝わるよう努力しました。
今回はOSSにissueを立てるだけでしたが、次回はプルリクを含めたコントリビュートがしたいです。
当issueのリンクです。
https://github.com/oven-sh/bun/issues/6110