3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

好きなものを好きと言えるようになろう

Posted at

はじめまして

とある高専で情報系を学んでいるただの学生です。
高専プロコンに出たり、ビジネス・スタートアップ関連のイベントに参加したりするごく普通の高専生です。多分。
はじめましての記事では、高専プロコンなどでのチーム開発を経験して気づいた「チームビルディング」についてお話ししようかと思います。
あくまでも私の思いなので、「こんなこと思う人もいるんだ」程度に流してください。正解はありません。

要約(TL;DR)

・プロジェクトの成功はチームビルディングが全て
・形成期にどれだけ自分をさらけ出せるか
・リーダーだけが動けばいいのではない!
・メンバーそれぞれの価値観を尊重しよう

詳しく

チームビルディングのプロセス

有名なものにタックマンモデルというものがあります。
d's Journalより引用

タックマンモデルとは、心理学者のブルース・W・タックマンによって1965年に提唱されたチームビルディングに関する考え方のモデルです。具体的には、チームが形成されてから起こる変化を段階分けしてとらえた概念となっており、もともとは4つの発展段階に分類されていました。- d's Journalより引用

簡単に説明すると、
形成期でチームが形成される。このときはまだメンバー同士が打ちとけていない上に、方向性が定まらない。
混乱期でチームが衝突する。打ち解けてきて方向性を決めるときに対立が生まれる。
統一期でチームがまとまりだす。認識の統一が完了し、方向性が定まる。
機能期でチームが働く。チームとしての成果を上げられるようになる。
散会期でチームが解散する。チームとしての活動を振り返り、次の行動へと移る。

基本的に、このモデルを実践することでチームとして結束しプロジェクトを進めることができると思います。メンバーそれぞれがチームメンバーとしての役割を認識し、統一した目標を持ち進めることで、散会期には達成感を得られるプロジェクトになるのでしょう。

経験談として、先日とあるイベントでチームビルディングをした際には、メンバーが誰もこれを知らなかったのに終わった時には自然とこの流れになっていました。そのプロジェクトは大成功した上にチームもとてもいい雰囲気で終わることができたので、やはり良い手法なのではないかと感じます。

やる気がない人と無理に組む必要はない

やる気がない人に限らず、自分の考えを蔑んできたり、自分のアイデアにとにかく噛みついてくるような人、チームビルディングを阻害しようとする人と無理して組む必要はありません。時間の無駄です。
もちろん協調性という面でお互いを理解しあうことが大切なのは前提です。しかし、自分の思いを伝え、相手に分かるように説明した上で相手が理解しようという気がないのであれば諦めましょう。
その人が組みたいと思う人が見つけられるように祈ってあげてください。

自分をさらけ出す

とあるアイデアを実践するためのチームを組むとします。

「私は○○がやりたいです!」「私は○○が好きです!」

果たしてこれだけでメンバーが集まるのでしょうか。質の高いチーム、熱量のあるチームを形成するためには、形成期の段階で自分をさらけ出すことが大切です。それは個人情報とかの話ではなく、
「あなたがそのアイデアを成功させたい理由は何なのか」「なぜそのアイデアを思いついたのか」「そのアイデアを成功させるためには何が・どんな協力が必要か」
など、そのアイデアに対するマインドやそれにまつわるあなたのバックグラウンドなどを話すことです。
チームを組む最初は、自己紹介で何を言えばいいのか分からないでしょう。アイスブレイクなどを挟みながら打ち解けていけばいいと思います。自分の好きなことや日常の話をチームで楽しく話せるようになった頃には、立派なチームメンバーの一員です。
どんなときも「自分がなぜこのチームでこのアイデアをしたいのか」というマインドを忘れずに。

リーダーとは何なのか

リーダー読んで字のごとくチームをリードするのが仕事です。しかし、リーダーが全てを行う(独裁)のではなく、円滑なコミュニケーションができるように雰囲気を作るのが主な仕事だと思います。メンバーそれぞれのスキルやバックグラウンドを理解し、適したタスクを割り振ったり、その人ならではの個性を引き出せるようなトークをすることが重要です。各々のバックグラウンドが違えど、話しやすい雰囲気になっていれば腹を割って本音で思いをぶつけられるようになります。アイデアをブラッシュアップするために、全員に主体性を持たせてコミュニケーションを深めていくのです。

また、認識の統一を進めるのもリーダーが率先して行うべきです。議論に夢中になると、チームはどんどん対立が深まり、机上の空論ばかりになったり、はたまた空中分解したりすることもあります。チームを現実に引き戻し、現状の認識の解像度を高める。チームメンバー全員の方向性・目標に対する認識を常に統一させていけば、より達成への道筋が開けてくるでしょう。

疑問を早く消化しよう

分からないことは分からないと言えばいいのです。モヤモヤは溝ができる原因となります。疑問を放置しておくと、後々大きな問題につながることがあります。そして、分からないことはチーム全体で問いましょう。分かりそうな人だけに聞く、リーダーだけに聞くのではなく、全員に対して「私は~について疑問があります。」と意思表示をしましょう。同じ悩みを抱えているメンバーや過去にそのような悩みを抱えていたメンバーが他にいれば、解決につながるかもしれません。

行動

No Talk, All Action

これは私が参加したスタートアップ体験イベントStartup Weekendでのキーワードです。この言葉の意味が気になった方・チームビルディングの経験を積みたい方は是非一度、SWに参加するというActionを起こしてみてはいかがでしょうか。
スタートアップの知識も一切不要、やる気があればなんだってできます。

私が大切にしていること

人間は十人十色です。10人いればみんな違う考えを持っています。チームメンバーと対立したとしても、相手の思いを頭ごなしに否定するのではなく、「私はこう思います。あなたは○○と思っているということですね。」と、自分の立場を明確にしたうえで、相手の意見も理解しようとすることが大切だと思っています。
お互いの意見を言い合う場では、なるべくIメッセージで「私は~」という伝え方になるよう意識しています。

さいごに

ここまで読んで下さりありがとうございました。とりあえず、自分がチームビルディングを行う上で大切にしたこと、していきたいこと、過去に学んだことをQiitaの記事という形で乱文ですが綴らせていただきました。またそのうち書き直します。
次年度以降もチーム開発やチームでのプロジェクトは積極的に取り組んでいこうと思っています。チームリーダーになった際にはいっぱい1on1をやりたいです。

3
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?