Latexの文書内で直接作図を行うことが可能なTikzパッケージについて。
調べながら使用してきたaxis環境のoptionをまとめる。
※2023年5月23日加筆
pgfplotのマニュアル
https://tikz.dev/pgfplots/reference-axis
\begin{tikzpicture}
\begin{axis}[
%option
]
% axis環境の中で
% グラフの描画や
% 作図が可能
\end{axis}
\end{tikzpicture}
軸の位置
\begin{axis}[
axis y line = center,
axis x line = center
]
描画のスケール調整
個人的にはこれが部分的に使えるのが便利。(scope環境を使えば事足りる気もするが...)
\begin{tikzpicture}
のoption引数として使うとラベルも影響を受けてしまうことがあるが、こちらはラベルの影響が無い。
\begin{axis}[
xscale=1.0,
yscale=1.0,
axis equal image
]
scale
には軸ごとに好きな縮尺を入力。
axis equal image
引数があると、axis
環境での縮尺の自動調整をoffにできる。
参考URL:
描画範囲の設定
\begin{axis}[
xmin=-1.1,
xmax=1.1,
ymin=-0.1,
ymax=1.1
]
軸の目盛りの設定
\begin{axis}[
xtick={-1, -0.5, 0, ,0.5 ,1},
xticklabels={-1, $-\dfrac{1}{2}$, 0, $\dfrac{1}{2}$, 1},
ytick={0, 1},
yticklabels={0, 1}
]
xtick
ytick
には軸の位置を値で入力。
xticklabel
yticklabel
には軸の目盛りに表示する文字列や式を入力可能。
軸の目盛りとグラフが重なってしまう場合
調べると大体ラベルの位置を微調整する方法も出てくるが、目盛りの背景を白く塗ることもできる。
\begin{axis}[
yticklabel style={fill=white},
set layers = axis on top,
ytick={0, 1},
yticklabels={0, 1}
]
yticklabel style
の引数に{fill=white}
を使用すれば背景を白く塗ることができる。
set layers
をaxis on top
に指定することで軸目盛りを最前面に表示する。
参考URL:
こういうのってどこを調べると出てくるんでしょう...といつも思うんですがpgfplot周りに全然明るく無いためまずはそこから...
適宜加筆修正していきます。