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GASを使って、スプレッドシートにMySQLのテーブル定義書を作成する

Last updated at Posted at 2018-09-06

OSSなどを使う場合、ドキュメントがなかったり、マニュアルがあってもテーブル定義書がなかったりすることが
ありましたので、DBから直接テーブル定義書を作成するスクリプトを作りました。

ソースコード

https://github.com/kumanizm/table_spec_at_spreadsheet
READMEとか何も書いてない・・・

経緯

前述の通り、OSSを使うことが増えてきた背景もあり、
DBから直接、ドキュメントを作成したかったので。

完成品

スクリーンショット 2018-09-06 18.20.43.png

スクリーンショット 2018-09-06 18.20.56.png

使い方

スクリーンショット 2018-09-06 18.23.54.png
↑シート名を「テーブル定義書」に書き換えてください

スクリーンショット 2018-09-06 18.24.26.png
↑スプレッドエディタを開く

スクリーンショット 2018-09-06 18.25.20.png
↑githubからcloneしてきたcode.gsを貼り付けてください。
↑_configのMySQLの接続情報とスプレッドシートのファイルIDを適切な値に書き換えてください

スクリーンショット 2018-09-06 18.25.42.png
↑set_table_list()という関数を実行すると、スプレッドシート上にテーブル定義書が作成されます。
※テーブル数によって若干時間がかかります。

ソースの中身説明

関数の概要

set_table_list():実行する関数
get_list_() : テーブルを配列に突っ込む
set_table_sheet_() : テーブル定義をシート別に作成する
set_list_sheet_() : テーブル一覧のシートを作成する

MySQLへの接続

  // 変数定義
  var con_str = 'jdbc:mysql://' + _config['DB_HOST'] + ':' + _config['DB_PORT'] + '/' + _config['DB_NAME'];
  var user_id = _config['DB_USER'];
  var user_pass = _config['DB_PASS'];

   // DBに接続
  var conn = Jdbc.getConnection(con_str, user_id, user_pass);
  var stmt = conn.createStatement();
  // 最大row数
  stmt.setMaxRows(1000);

SQL実行

  var str_query = "show table status like '" + TABLE + "'";
  var rs = stmt.executeQuery(str_query);
  while(rs.next()) {
    //getStringで列名を指定して取得
    table_ss.getRange("A"+(j+1)).setValue(rs.getString("Comment")).setBorder(true, true, true, true, true, true);
    
    j++;
    k++;
  }
  rs.close();

利用したSQL

・・・はソースの中をご確認ください。

注意点

スプレッドシートの仕様上、セルが200万個以上出来るとエラーになるようです。
そのため、不要なセルは削除する方が良いと思われます。

  if (table_ss.getMaxRows()==1000) {    
    table_ss.deleteColumns(11, table_ss.getMaxColumns()-11);
    table_ss.deleteRows(j, (table_ss.getMaxRows()-j));
  }

デフォルトは1000行あるので、デフォルトの状態の時には必要な分のみ残して行・列ともに削除する

感想

最近、スプレッドシートを使ってドキュメントを書くことが増えてきたので、出来ることはバシバシ自動化していきたい。

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