PythonでLiNGAM
統計的因果探索で利用されるモデルの1つのLiNGAMについて、Pythonでの使用法のメモ(自分用)。
今回はパッケージ化されているものを使用。
07May'20: Written
はじめに
現在、因果探索アプローチに用いられるLiNGAMはRおよびPythonで実装されている。
いろいろなLiNGAMモデルのR and/or Python
https://sites.google.com/site/sshimizu06/lingam
今回はその中でもPythonを使用したものを動作確認までみていく。
導入環境
OS: Mojave (version; 10.14.6)
Python: 3.7.6
JupyterLab: 1.2.6
手順
- パッケージのインストール
- Graphvizの整備
- 動作確認
パッケージのインストール
Terminalでインストールは以下。
$ pip install lingam
Graphvizの整備
このままJupyterLabを起動して実行しようとしても、因果グラフの描画のときにErrorを起こしてしまう。
そこでそれを回避するために、描画に使用するGraphvizをアンイストールし、その後python-で再インストールする。
これによりJupyterLabでも描画が可能になる。
Terminalで以下。
$ conda remove graphviz
$ conda install python-graphviz
動作確認
今回はチュートリアルを用いてみていく。
GitHubからファイルのダウンロード
以下のサイトの「Clone or Download」からローカルに落とす。
https://github.com/cdt15/lingam
JupyterLab起動
どんな方法でもいいが以下のように実行した。
Terminalで以下。
$ jupyter lab
「examples」からテキトーにUpload
落としたファイルの中の「examples」から、今回は「utils.ipynb」を使用。
なので、JupyterLab上にこれをUploadする。
動かしてみる
基本的には読み込んだノートブックをCellごとにRunしていき動作確認する。
参照
- LiNGAMのGitHub
https://github.com/cdt15/lingam - LiNGAMのPythonパッケージでのTutrial and API reference
https://lingam.readthedocs.io/en/latest/index.html - LiNGAMのプロジェクトサイト
https://sites.google.com/site/sshimizu06/lingam