ドット「.」を用いた文字の連結
文字列、変数の間に.を入力することで
文字列同士、変数同士、文字列と変数を連結することが出来る。
$name =
'東方';
echo $name.'仗助';
→東方仗助と表示
「.=」を用いると省略した書き方が可能
$name =
'東方';
$name .=
'仗助';
echo $name;
→東方仗助と出力
変数展開
ダブルクォーテーションで文字列を囲んだ場合に中の変数を
{}で囲むとその部分が変数に入っている値に置き換えられる(変数展開)。
シングルクォーテーションで文字列を囲んだ場合は変数展開されず
{}も含めそのまま文字列としてみなされる。
$name = '東方仗助';
echo "こんにちは、{$name}
さん";
→ダブルクォーテーションで囲んでいるため$nameの値(東方仗助)が出力される。
$name = '東方仗助';
echo 'こんにちは、{$name}
さん';
→シングルクォーテーションで囲んでいるため{$name}をそのまま
連結した値(こんにちは、{name}さん)が表示される。
if文
if文を使うと、条件に応じて処理を分岐することが出来る。
()の中に条件を定義して、変数の値が条件を満たしている場合
{}内の処理が実行される。
$i =
10;
if($i > 5) {
echo '$iは5より大きい';
}
→\$iは5より大きいため、\$iは5より大きいと出力される。
条件が成り立たない場合($iが5未満の場合)は処理が実行されないため
何も出力されない。
数値の比較
>などの数値を比較するための記号は比較演算子と呼ぶ。
比較した結果は真「true」か偽「false」のどちらかになる。
< →右辺の方が大きい時true
<= →右辺の方が大きいまたは等しい時true
> →右辺の方が小さい時true
>= →右辺の方が小さいまたは等しい時true
== →右辺と左辺が等しい時true
!= →等しくないときtrue
真偽値
trueとfalseは真偽値と呼ばれる。
真偽値は文字列や数値といったデータの種類の1つであり、
真偽値はtrueとfalseの2つしかない。
if文は。条件式がtrueの場合if文の中身が実行され、
falseの場合は実行されない。
else文
ifと組み合わせてelseを使うと、条件を分岐させることが出来る。
if文の条件がfalseであった場合、elseの処理が実行される。
\$i = 10;
if(\$i == 5) {
echo '\$iは5です';
}else {
echo '$iは5ではありません';
}
→if文の条件式がfalseであったためif文の処理は実行されず
elseの処理(echo '\$iは5ではありません';)が
実行され、$iは5ではありませんが出力される。
elseif文
elseif文を用いることで条件の多岐分岐が可能になる。
※elseifは必要な分岐の数だけ並べることができるが、
複数の条件に合致した場合、実行されるのは最初に合致したブロックだけとなる。
\$i = 10;
if(\$i >= 20) {
echo '\$iは20より大きい';
}elseif(\$i>=20) {
echo `\$iは20以下10以上';
}else {
echo '$iは5ではありません';
}
→if文の条件式がfalseであったためif文の処理は実行されず
elseifの処理(echo '\$iは20以下10以上';)が実行され
$iは20以下10以上が出力される。