命令(echo)
「echo」は文字列を出力するための命令。
出力したい文字列は'(シングルクォーテーション)か
"(ダブルクォーテーション)で囲む。
例 コード:<?PHP echo 'SPW財団';?>
結果:SPW財団
echoを用いた計算
「echo」の後の文字列を入れる部分に計算を入れることも出来る。
例 コード:<?PHP echo 1 + 1;?>
結果:2
データの種類
PHPに使用するデータには文字出来る列(例 'SPW財団')や
数値(例 1+1)など様々な種類がある。
同じ1+1でもそのまま「echo」の後に入れた場合は数値の計算結果が、
シングルクォーテーションやダブルクォーテーションで囲むと
1+1がそのまま文字列として出力される。
変数の定義
「echo」で命令を行う前に変数($name)を定義することで
同じ値を1つのタグのなかで複数使いまわしたり、
コードを簡潔に記載することが出来る。
変数は $変数名='値'でコード上に定義することが出来る。
例 コード:<?PHP $color = 'Red';
echo $color;
?>
結果:定義した変数($color)を出力するよう命令(echo)した
変数($color)
の値(Red)が表示される。
変数のルール
変数名を付けるときはローマ字、日本語を使用したり
変数名が数字から始まったりしないようにする。
変数名には英単語を用いて、2語以上の英単語が入る際には大文字で区切る。
変数の値の変更
変数は、中に入っている値を変更することも出来る。
一度定義した変数に再び値を代入することで変数の値が上書きされる。
例 コード:$num = 3;
echo $num
; →3と出力される
$num
= 5;
echo $num
→5と出力される
結果:最初に定義した変数(num)には元々値(3)が代入されていたが
再度同じ変数(num)に値(5)を代入したため最終的には
あとから代入した5が出力される
変数の値に数字を足す
変数の値に計算式を入れて、変数の値を更新することが出来る。
例 コード:$x=
1
$x =
$x+
5;
echo $x
;
結果:変数($x=
1)の値(1)に5が足されているため6と表示される。
変数の値に計算式を入れる際、省略形を使うことも出来る。
$x =
$x +
10; → $x+
= 10;
省略形の+の部分を-、*、/、%にすることで足し算以外の計算も行うことが出来る。
また、値が1の時だけ、さらに省略した書き方が出来る。
$x +
=1;
→$x+
+;
省略形の+の部分を-、*、/、%にすることで足し算以外の計算も行うことが出来る。