はじめに
会社で新人や2年目の若手に対して、開発に必要な技術を理解・習得してもらう際にどうすればよいかを考えてみる。
ある技術について理解したとはどういう状態か?
- ある技術について学び、理解するにはどうすればよいか。どのような状態になれば理解したといえるか?
→その技術について、人に説明できれば身についたといえそう。 - 人に説明するとしたら、何をどのように説明できれば理解しているといえるか。
何をどのように説明できればよいか?
- なぜその技術が今存在しているか?(Why)が理解できている
- その技術がない時代には、どのような「状況」だったのか?
- その状況においてどのような「課題」があったのか?
- その課題からどのような「ニーズ」が生まれたのか?
- その「ニーズ」に対して、どのような技術が生まれ、どの技術が今も残っているのか?「その技術」の他にどのような技術があり、「その技術」のどういうところが優位だったのか?
- 何をするものなのか?(What)
- 誰に対して何を提供できるものか?
- どのように実現されているのか?(How)
- ベースとなる技術は何か?
- ベースとなる知識は何か?
説明資料のアウトライン(案)
ここから想定する、技術を説明するときのアウトライン
- XXってなに?
- XXができる前はどうだったの?
- そこから生まれた技術ってどんなの?
- XXって何がすごいの?
- XXって何がいいの?
- XXってどうやって実現されているの?
説明の進め方
説明者:新人または2年目の若手
聞く人:新人または2年目の若手 + 指導員
- 聞く人は、説明の内容をもとに疑問点を挙げ説明者は回答する。
- うまく回答ができない場合は、理解が浅いということなので、質問の内容をもとに再度調べる。
- 指導員は資料で不足していると思われる観点について指摘をし、理解ができているかを確認する。
おわりに
アウトラインのWhatとHowの部分が弱めだけど、これをベースにしてすすめていってブラッシュアップしていこう。