はじめに
OpenCV を Swfit で書いたアプリに組み込んで、カメラで撮影した画像をリアルタイムに画像処理して表示するサンプルアプリを作ってみました。
背景
OpenCV を iOS で使うには、 OpenCV から公式配布されている opencv2.framework
をプロジェクトに組み込めば容易に使えます。
しかし、 OpenCV は C++ のライブラリなので、 iOS で使うには Objective-C++ を書かなければいけません!
もっぱら最近の iOS アプリは、 Swift で書かれていると思います。
Swift から Objective-C++ を使うにはブリッジファイルを用意する必要があります。
ソースコード
GitHub で公開しています。
https://github.com/kulikala/ios-opencv-skeleton
ローカルにクローンして使ってください。
git clone git@github.com:kulikala/ios-opencv-skeleton.git
cd ios-opencv-skeleton
CocoaPods
OpenCV のフレームワークを Xcode プロジェクトに取り込む方法として、 Carthage や SwiftPM などがありますが、オールドクラシックに Podfile
を使う方法にしています。
pod install
開くときには、 CocoaPods が作成する OpenCVSkeleton.xcworkspace
を開いてください。
open OpenCVSkeleton.xcworkspace