こちらの記事は、【ベンキューモニタープレゼントキャンペーン】で
【ベンキュージャパン社】からモニターのプレゼントを受けて、作成しました。
頂いたモニターはこちらです。
外部モニターが欲しいなぁ…と思っていたら、ぴったりのタイミングで、モニターキャンペーンやっていて、応募したら、なんともらえてしまいました!GW2790QT、すぐにお気に入りになりました!
と言うことで、早速、GW2790QTの使い勝手をレビューしたいと思います。
レビュワーの紹介
この記事を書いたのは、クジラ飛行机です。
日本語プログラミング言語「なでしこ」やテキスト音楽「サクラ」といったアプリを開発しています。Python機械学習, JavaScript/TypeScript, Rust, PHP, Pascalなどいろいろなプログラミング言語を使って開発しています。また、技術書籍の執筆や、マイナビニュースなどに連載を寄稿しています。
(結論) もっと早く入手すれば良かったと大満足のモニター
私は比較的自由に働いており、それを活かしてノマドワークのスタイルを好んで来ました。気分転換にコワーキングスペースに行ったり、カフェに行ったりして作業することが多かったです。しかし、コロナ禍以降、自宅でのテレワーク比率が増えました。そして、一度、自宅に便利な環境を整えると、自宅作業が増えるというものです。やはり、自宅での作業の良さというのは、好きな機材を好きなだけ繋いで使えることですね。
とは言え、自宅のスペースは限られているので、あまり大きな物は置けません。それで、これまでも大きなモニターが欲しいと思いつつも、家電量販店のモニターコーナーを行ったり来たりしては「どうしようかなー、欲しいなー」と悩んでいました。
しかし! 気軽に応募したモニタープレゼントキャンペーンで、もらってしまったのです!
欲しかった27インチのモニターBenQ GW2790QTを!!!
使ってみると、作業効率もアップして、手放せなくなりました。最高です。
本当、もっと早く入手していれば良かったと思いました。
しかし、ファーストインパクトは「箱がでかい😭」だった
ところが、とにかくファーストインパクトは、あまりよくありませんでした。というのも、宅配便で箱が大きく想像以上に重かったからです。サイズが分かるように、iPadとiPhoneを置いて撮影してみました。27インチのモニターって思ったよりも大きかったのです。
そして、率直な感想ですが、机の上に置いてみると…やっぱり大きいと思いました。
私の作業机の半分をモニターが占拠することになりました。もともと机の上には14インチのパソコンしかなかったのです。やはり、27インチのモニターを置くと圧迫感があります。それで、最初はレビューも断って返却した方が良いかも…と思っていました。
とにかく大きなモニターは見やすい
しかし、机の上に置いたモニターの配置場所を工夫して、使い始めてみると…「快適でもう手放せない!!」と思うほどになりました。
そもそも、ずっと14インチのMacbookで作業していたので、GW2790QTはこれまでの約1.9倍の大きさです。そして、実際に作業に使ってみて思いました。「画面が大きいとこんなにも快適なのか!」と。
仕事上、小さな字のPDF資料を熟読しないといけないことも多いのですが、これまで、PDFの一部を繰り返し拡大したりする必要がありました。Macbookのトラックパッドなら拡大と縮小もそれほど面倒ではないものの、それでも面倒に感じていました。しかし、GW2790QTは、画面サイズ27インチ、解像度はWQHDです。ディテールまで鮮明なので、わざわざ拡大縮小する手間が省けることになりました。
また、このテレワーク時代、リモートのZoomやTeamsを使った打ち合わせが多いと思います。私もここ数年そうした機会が増えました。それで、ミーティングで画面共有してもらってコードをレビューすることも多いのですが、共有された画面が見づらくてこれまで困っていました。しかし、27インチのモニターであれば、余裕で見えるようになりました。
数値でサイズを比較してみましょう。
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14インチ … 横31.26㎝ × 縦15.50㎝ ---
Macbook Pro 14inch
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16インチ … 横35.36㎝ × 縦19.91㎝ ---
Macbook Pro 16inch
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27インチ … 横61.40㎝ × 縦37.23㎝ ---
BenQ GW2790QT 27inch
敢えて大きめの16インチのMacbook Proと、画面サイズの比率で比べてみると、以下のような感じになります。やはり大きいですよね。
作業効率がアップした
外部モニターを使っている人なら当たり前のことですが、手元のノートPCと同じ画面を映す「ミラーリング」モードと、別のデスクトップを割り付ける「拡張ディスプレイ」モードが選べます。拡張ディスプレイを選べば、単純にデスクトップが広くなるので作業効率がアップします。
画面ごとに役割分担して使うと便利
私のお気に入りの使い方ですが、GW2790QTのモニターの右半分をYouTube用にしてミュージックビデオを流しっぱなしにして、左半分に資料やドキュメントを表示させています。そして、手元のノートのPCの左画面にターミナル、右画面にエディタを起動して作業しています。
また、私はMacをメインに使っていますが、Windowsを利用する機会も多いのです。実機も使いますが、Mac上で仮想環境を起動して作業しています。それで、外部モニター側をWindows、手元ノートPC側をMacOSと分けて使っています。
これまでは、いちいち画面を切り替えていたので、面倒な切り替えなしに使えるので、効率アップしました。
アイケア・・・本当に眼精疲労は軽減される?!
そして、今回、GW2790QTを使うのにあたって一番期待していたのが、「アイケア(eye-care)」の機能です。フリーで仕事をしていると、どうしても長時間労働が多くなりがちです。大きなモニターを間近で使うことになると、どうしても目の疲れが気になります。
実際のところ、Macbookの画面と比べると、画面が大きいこともあり、やっぱり目の疲れは大きくなります。しかし、GW2790QTには、次のような画面の表示モードが用意されており、これがとても役立っています。
- 標準モード: 一般的なモード
- ケアモード:輝度と色の彩度を低減し目を守るモード
- ePaperモード: モノクロのドキュメント閲覧用のモード
- M-bookモード: Macbookの色味を再現するモード
- コーディングモード:コーディング向けコントラストの高いモード
- ゲームモード: ゲーム用のモード
- 動画モード: 動画用のモード
上記の「標準モード」や「M-bookモード」は輝度が高く美しいのですが、資料を読んだり、プログラムを作ったりするのに使うとやはり目が疲れます。そのため、私は、ほとんどの時間を、「ケアモード」と「ePaperモード」にしています。これにより、目の疲れを抑えることができています。
BenQのアイケアモニターは、人間の目に優しいフリッカーフリー技術、ブルーライト軽減機能に関して、世界を代表する技術と安全における認証機関 TÜVRheinland の認証を受けているそうです。使ってみて、納得です。
そして便利なのが画面モードの切り替えスイッチです。これは、モニターの右下についている十字キーのスイッチなのですが、以下の写真のまるで囲ったところにあります。
目の疲れ具合によって「ケアモード」と「ePaperモード」、「コーディングモード」を行ったり来たりできます。普段は目の負担を気にして「ケアモード」にしていますが、動画を見るときだけ標準にして見ています。
なお、プログラムなど書く作業が多いので、それほど画面の美しさには拘っていないということもあるのですが、目の疲れを軽減のケアモードにしていても、画面はとても綺麗です。Macbook Proの画面は綺麗なので、半端なモニターを使うと画質の悪さが目立ったかもしれませんが、GW2790QTの画面は十分綺麗に感じます。
ちなみに、モニターの下部には、マイクのオン・オフ、スピーカーのノイズレベル、ブルーライト軽減具合を変更するボタンがついています。使用頻度の高い機能に一発でアクセスできるので、使い勝手が良いです。
縦置きにして使えるのが便利
また、モニタースタンドがしっかりしていて安定感があります。そして、このスタンド、モニターの画面を簡単に90度回転させることが可能です。つまり、GW2790QTの画面を縦置きにして使えるのです。
縦置きで使えるので長い文章やプログラムを読むときとか、地味に便利です。このスタンド、とても使い勝手が考えられていて、手軽に回転させられるので、作業に応じてモニターの使い方を変えられる点も気に入っています。
外部モニターを使うと肩こりが激しくなる問題
外部モニターを使うと作業効率がアップする反面、肩こりが激しくなるという問題があります。実は、過去に外部モニターを使っていたのですが、どうしても、眼精疲労と肩こりの問題から使用を控えていました。それは、眼精疲労に加えて、外部モニターを使う事で、無理な姿勢になりがちな事が原因です。そのため、今回も、この点を心配していたのですが、GW2790QTのスタンドは、向きだけでなく、上下左右に角度を良い感じに変えられます。左右と下に20度、上に5度動くため、ちょうど良い角度に補正できて助かります。
Eye-CareU ソフトウェア
ところで、モニター下に専用のスイッチで画面モードを変更できるのは便利なのですが、やはり、ソフトウェア上で変更できると便利です。GW2790QTには、Win/Macで使える専用アプリ「Eye-CareU」が用意されています。コレを使うと、ソフトウェア上からカラーモードなどの設定変更が可能です。
音量、ブルーライト軽減度、輝度などを変更できます。また、照明リマインダーや、距離リマインダー、タイマーなどの機能が備わっています。常時機能させることができるので眼精疲労と肩こり防止に役立ちそうです。
実際、細かい字を見ようと画面に顔を近づけると、以下のような警告を出すように設定できます。知らず知らずのうちに、顔が画面に近づきがちなので助かります。
給電可能なUSBポート
そして、GW2790QTはモニターとして優秀なのに加えて、USBハブやイヤフォンジャックの機能もついています。USB給電可能なUSBポートが着いているのが気に入っています。スマートウォッチに、読書用端末、検証用の各種スマホ…と、いろいろなガジェットが手元をおく必要があり充電ケーブルがいつもフル状態なので給電機能が助かります。
その他の便利機能
また、こちらのBenQ公式サイトを見ると分かるのですが、とにかく、いろいろな機能がついています。他にも以下のような機能がついています。
- ビデオ会議に便利な、ノイズフィルター機能付きマイクを搭載
- ノイズフィルタースピーカー/イヤフォンジャックあり
- ブライトネスインテリジェンス(B.I. Gen2)技術
まとめ
今回、GW2790QTを使ってみて、作業に使う画面は「大きい方が良い」という結論に至りました。とは言え、家族と共に過ごす自宅に置いて使うモニターのサイズとしては、27インチ(か頑張って32インチ)が限界かもです。
「27インチのモニター」で調べると、もっと安いものもありますが、画面の美しさに加えて、眼精疲労対策などの付加機能を考えると、GW2790QTは十分以上の価値があると思いました。
特に、「アイケアモニター」を名乗るだけあって、眼のことをよく考えて作られている点がよく伝わってくる製品と思いました。作業の時は「ケアモード」、綺麗な画面で見たいときは「標準モード」と、利用シーンに合わせて、手軽にモードを切り替えて使える点が良いです。これから長く愛用したいと思います。