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お家でできるもん!~スクラムチームで一週間リモートワークをやってみた~ 1/2

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みなさんお仕事はかどってますか~?:star2:

私が所属するスクラム開発チームでは 一週間(ほぼ)全員でリモートワーク に挑戦してみました!
これまでもチームの中の誰かが一日だけリモートをする事はよくあったのですが、大半のメンバーで長期間のリモートワークを行う機会は無かったので、記録を兼ねて試したことをまとめておこうと思います。
なお、スクラム開発ならではのイベントはこの一週間では行わなかったので、今回はチーム開発のコミュニケーション面に絞った内容を投稿します。

まずは先人の知恵を借りる

複数ロケーションに跨るチームでのリモート開発 を実践したチームが、経験をもとに役立つ情報をまとめてくれた記事があったので参考にしました!

複数ロケーションに跨るチームでのリモート開発実践ガイド

実際にやってみる

その1 『働く環境を整える』

リモートワークをするために使用したツールは以下の通りです。
注釈にツールの簡単な紹介と公式サイトへのリンクを記載しています。

用途 ツール名
リモート接続 RemoteWorks Browse版1
チャット Slack2、Microsoft Teams3
Web会議 Zoom4
タスク管理 Redmine5

まずは会社のセキュリティ規約に則った リモートワーク環境の準備 が必要です。
私たちはRemoteWorksというツールを使用して、自宅PCから会社にあるPCにリモート接続しています。

次に必要になるのが デジタルなコミュニケーション手段 です。
リモートワークをする場合は、隣に座っている人に声をかけることはできません。他のメンバーと気軽にコミュニケーションをとれるようにするためには、メールだけではなくチャットツールやWeb会議ツールを準備しておくと良いです。
また、誰がどのタスクを行っているかパッと分かるようにタスク管理ツールがあると便利です。
(リモートワークに限らず通常業務でも使えますよ!)

他にも、自宅PCがノートPCで画面が小さいなど、普段仕事をしている環境と異なる部分があると作業効率が落ちやすいので注意が必要です。
家で仕事をしているとミーティングでの移動も無く、気づけば一日座りっぱなし…という事も。適度な休憩を心がけましょう。

その2 『自分の状況を発信する』

リモートワークを行う場合に限らず、チームで開発を行う際には互いの作業の進捗状況を把握し、困ったことがあれば早めに相談できる環境が必要です。
チームメンバーが同じ場所にいる際に声を掛け合い作業を進めるのと同様に、リモートでは 意識的に自分の状況を発信する ことで「あの人何しているかわからないから連絡しづらいな~」という状況を避けるようにすると良いです。

おすすめは、各メンバーがチャットツールで作業状況や困りごとについてつぶやくための 個人チャンネル の作成です!
以下の記事がとても参考になります。
Slackで簡単に「日報」ならぬ「分報」をチームで実現する3ステップ〜Problemが10分で解決するチャットを作ろう

「いつ来るかわからないつぶやきを追うのはキツい」という場合には、時間を決めてオンラインミーティングを行うと良いです。
私たちのチームでは1時間に1回、Zoomを使用してチームメンバーと顔を合わせて進捗報告や困りごとの共有を行っています。

その3 『ミーティングは少人数で行う』

Web会議でミーティングを行う場合、参加者が多いと発言の音声が被りやすくなったり、誰が発言したか分かりづらくなります。
情報共有を目的とした発言者が限られているミーティングであればそれほど気になりませんが、何かを議論する必要があるミーティングは最低限の人数で行うようにすると良いです。

また、Web会議は顔出しで行った方が表情が伝わり話しやすいです。
「顔出しだと自宅の様子が見えてしまうので恥ずかしい!」という場合は、Zoomで用意されている『バーチャル背景』機能を使用するのがオススメです!(オフィスの画像を使えばまるで職場にいるように見えますよ…)

感想

家での開発は集中力が増す&ペアプロもしやすい!

一週間のリモートワークを実施する前は「対面でのコミュニケーションを行わないと生産性が下がってしまうのでは…」という懸念がチーム内から上がっていたのですが、結果的には予定していたタスクを余裕をもって終わらせることができ、進め方さえ工夫すれば(少なくともコーディング作業においては)問題なく在宅勤務が行えることが分かりました。
在宅勤務で何よりも実感できたことは、ストレスの少なさです。満員電車に乗って出社する必要がなく、作業中に話しかけられることが少ないため、精神的にも肉体的にも負担が少なく仕事がはかどりやすいと感じました。
また、ペアプロを行う際には物理的に2人で1つのモニターをのぞき込むよりも、それぞれのモニターにZoomで共有した画面を映したほうが楽になるという気づきを得ました。(Zoomは共有画面に書き込みを行うことができるので、指摘箇所が分かりやすくなるのもメリットです!)

次の一週間では、対面でなければ難しそうなスクラムイベントにリモートワークで挑戦してみようと思います。

  1. SaaS型リモートアクセスサービス。Browse版だと自宅PCへの設定は不要で、windowsでもMacでも使用できる点が便利。公式サイト:https://www.tis.jp/service_solution/ki_RemoteWorks/

  2. リアルタイムコミュニケーションが可能なチャットツール。1対1のチャットだけでなく複数人でのグループチャットも行える。絵文字のカスタマイズが行えるのが :thumbsup: 公式サイト:https://slack.com/intl/ja-jp/

  3. Microsoft製のチャットツール。会社のセキュリティ規則の関係で、SlackではなくTeamsしか使用できないチームメンバーがいるために併用。公式サイト:https://products.office.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

  4. PCでもスマホでも会議に参加できる点がとても便利。共有された画面上に文字を書き込むことができるなど、単なるテレビ会議以上の機能を持っている。公式サイト:https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

  5. オープンソースのプロジェクト管理ツール。タスク管理以外にもwiki作成機能などがあり、チームで作業を進める上での情報をまとめるのに役立つ。公式サイト:http://redmine.jp/overview/

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