KubernetesのJobとCronjobについて必死で調べた

• インフラ屋じゃないが、業務で必要になったため最低限調べてまとめた。

• 個人的なメモです。ミスがあったら教えてください。

• 21/07/24 kubernetesをガチ目に学んだので、追加でメモる。

Cronjobとは

• Cronjobが定期的にJobを作成し、Jobがコンテナを作ってその中で処理を指定された実行する
• Jobは、指定時間になったらpodをその中のコンテナで指定された処理を行う。
  • 多分コンテナは毎回指定時間になるたびに作り直すけど、podは作り直すわけではないんだと思う
  • たまに超複する2つのJobが作られたり、Jobが作られなかったりすることもある → Jobはidempotentであるべき。

Jobの詳細

• 先述した処理の「実行時間」「処理内容」「並列数や完了数」、、、などを保持しており、それに応じた処理を行う
• Jobのためにpodが作成される。そのJobが完了してもpodは消されない(terminated)になる。そのJobをdeleteしたらpodも消される。

non-parallel job と parallel jobがある

- non-parallel jobは、completionの回数だけ逐次的にjobが繰り返し実行される
- parallel jobは、
    - without worker は、completionとparallelismを指定する。
        - 今存在するpodが全て成功したらcompletionに達するなら、もうpodは作られなくなる。
        - ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/534442/61f60dfa-12eb-7296-77a4-91e31bca28f4.png)

    - with worker queue は、completionを指定しない。(1とみなされる)
        - ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/534442/b99ee56c-60fd-4d62-24a5-b9b4024c879a.png)

CronJobを使ってJobを作る方法

• https://kubernetes.io/ja/docs/concepts/workloads/controllers/cron-jobs/ から引用している。
  まとめると、

(1) yamlファイルを書く。

application/job/cronjob.yaml

apiVersion: batch/v1beta1
kind: CronJob
metadata:
  name: hello
spec:
  schedule: "*/1 * * * *"
  jobTemplate:
    spec:
      template:
        spec:
          containers:
          - name: hello
            image: busybox
            args:
            - /bin/sh
            - -c
            - date; echo Hello from the Kubernetes cluster
          restartPolicy: OnFailure

(2) このファイルを指定して$kubectl create -f <ファイル名>コマンドでCronJobリソースを作成する

(そもそも$kubectrl createコマンドとは、Create a resource from a file or from stdinするためのもの。このファイルのkind次第で、cronjobに限らず、podなりjobなりconfigmapなりを作成することもできる)

その他メモ

• kubectl get cronjobでjobの一覧取得

• kubectl get cronjobs/<cronjob名>でcronjobの一覧のうち、cronjob名と一致するcronjobのみ表示

• kubectl delete cronjob <cronjob名>cronjobの削除

• kubectl get job でjobの一覧取得

  • (By default Kubernetes sets the Job history limits so that only the last three successful and last failed job are retained.)

• kubectl get jobs/<job名>でjobの一覧のうち、job名と一致するjobのみ表示

• kubectl describe jobs <job名>で指定されたjobの実行履歴を表示

参考

• kubernetes公式ドキュメントJobs