モノクロで1日過ごしてみた話
Webデザインを勉強していて、
「明度のみで、サイトの強調部分が強調されているとユーザーに伝わりやすい。」、
「モノクロで見ると明度のみの表現になるので確認しやすい。」とあり、
試しにブラウザをモノクロ表示して1日過ごしてみて、得られたものを投稿いたします。
どんな世界か
色に溢れている世界
モノクロのブラウザを見つめ続けた後、ふと顔を上げると、現実世界があらゆる色に彩られていることに気づきます。むしろ、彩られ過ぎとも感じます。
意外と認識できる
「モノクロにすると、情報を得づらいのでは、理解しづらいのでは」と懸念していましたが、これが意外と問題ありません。
これは、おそらく、デザインの4原則(近接、整列、反復、強弱)がどのサイトにも適用されているからなのではないかと思います。また、テキストだけでなく画像による情報の発信も要因かと思います。
色への感度が上がる
今まで、何気なくみていた、色への感度が上がります。
色には、抽象的なイメージ、物理的なイメージがあるのですが、それらを強く感じられるようになります。
例えば、「赤」の興奮するイメージ、「青」の落ち着くイメージが良く理解できると思います。(これらは、抽象的なイメージです)
配色が気になる
色への感度が上がったためか、
「なぜこの色が使用されているのか」、「なぜこの人はこの色を選んだのか」あらゆるモノの配色に関して疑問を持つことができます。
また、それは、webサイトでも同様です。
「この配色は、分かりづらいな。」など配色に関して、改善点を見出すことができます。
製作中に一度モノクロで見てみて、リセットすることによって客観視しやすくなるのではないでしょうか。
おすすめする方
- Webディレクター
- Webデザイナー
- Webエンジニア
基本的にデザインを勉強されている方全員にオススメです。
デザインを勉強していないWebエンジニアの方も、デザインに興味を持てるキッカケになるかと思います。
モノクロにする方法
chromeの拡張機能「unclrd」を導入します。
注意
長時間行うと、吐き気を催す場合があります。
真似する方は、体調の良いタイミングでおこなってください。