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mapillary_tools を Windows で動かす

Last updated at Posted at 2018-10-06

mapillary_tools を使ってアクションカムで撮った写真をMapillaryに投稿する」を Windows で動かしてみます。Windows10から新しく使えるようになった Windows Subsystem for Linux (WSL) の機能を使用します。

(2019年5月追記) Mapillary公式で exe 形式の mapillary_tools がリリースされています。WSLはI/Oのパフォーマンスがよくないため、exeのほうが性能がよいと思われます。お試しください。
https://tools.mapillary.com/binary/win/mapillary_tools.exe

WSL と Ubuntu のインストール

WSLのインストール方法は[WSL(Windows Subsystem for Linux)の導入とUbuntuの初期設定]
(https://qiita.com/kerobot/items/b4f5472d71119506baaa)を参考にしました。
Ubuntu 18.04.3 LTS をインストールしました。

$ lsb_release -d
Description:    Ubuntu 18.04.3 LTS

環境構築

必要なパッケージをインストールします。動画からアップロードできる機能を使用するために ffmpeg もインストールします。Python のバージョンは 2.7.15rc1 でした。

$ sudo apt update
$ sudo apt install python ffmpeg gcc python-dev
$ python --version
Python 2.7.12

pip のアップデート

pip のバージョン10以上が要求されています。Ubuntu のパッケージは古い(9.0系)ので新しい pip をインストールしました。

$ curl https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py -o get-pip.py
$ sudo python get-pip.py
$ pip --version
pip 18.0 from /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/pip (python 2.7)

依存ライブラリをインストール

Mapillaryプロジェクトがフォークした Piexif をインストールします。

$ sudo pip install git+https://github.com/mapillary/Piexif

mapillary_tools のインストール

mapillary_tools 本体をインストールします。

$ sudo pip install --upgrade git+https://github.com/mapillary/mapillary_tools

タイムゾーンの設定を確認する

タイムゾーンが正しいか確認します。私の環境ではなぜか DST になっていましたので、JST ( Asia / Tokyo ) にしました。

$ date
Thu Aug 30 12:55:52 DST 2018
$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
( Asia / Tokyo にする )
$ date
Mon Aug 25 22:51:20 JST 2018

動作確認

以下のように表示されればインストール成功です。以降の使い方は mapillary_tools を使ってアクションカムで撮った写真をMapillaryに投稿する と同じです。

$ mapillary_tools --version

Mapillary tools version : 0.1.6

補足

WSL でWindows のリムーバルメディアを使用する

写真や動画が入ったSDカードなどWindowsが認識したリムーバブルメディアをマウントする方法は「WSLでSDカードをマウントする」の記事が参考になりました。

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