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YouTube広告のメリットとデメリット

Last updated at Posted at 2019-11-29

はじめに

YouTubeに表示する広告って効果あるの? 再生前に出る広告って逆効果になったりしない? など、日々進化するYouTube広告に疑問はつきものです。

私は個人的にゲーム実況のYouTubeを運営していて、主に人気ゲームの発売前後に
Google Adwordsを通して広告を出していたことがあります。

今回は、そのとき調べた諸々のおさらいと備忘録としてYouTube広告についてまとめました。

WebサービスにてYouTubeを活用する事例も増えていると思うので、知っておくと役立つかもしれません。

1. TrueView

YouTubeの主な広告として「TrueView」という広告があります。
これには、動画視聴前に流せる動画広告、YouTubeページ上に表示できる広告の2種類があります。

広告はパソコン、モバイル(スマホ、タブレット)ともに表示されます。

1-A. TrueViewインストリーム広告
TrueViewインストリーム広告は、動画の視聴前に流せる動画広告です。その特徴は3つあります。

・冒頭の5秒間はかならず表示→その後ユーザーがスキップ可能
・5秒後スキップできない設定もアップロード側(広告設定側)で可能
・30秒以上視聴orリンクをクリックされると料金発生・視聴回数が+1回
(30秒未満の動画の場合は最後までの視聴で発生)

cf.標準インストリーム広告(TrueViewインストリーム広告の前身で、現在はこの形式のものはありません)
最大15~20秒までのスキップできない広告
最後まで動画を見てもらえる反面、スキップできないので動画を閉じて離脱などの可能性も。

1-B. TrueViewインディスプレイ広告
動画の再生ページ上やYouTube検索結果などに表示される広告です。

ユーザーが見ているコンテンツと関連性の高い広告を表示
サムネイル画像・最大3行の広告文を表示
クリックすると動画再生ページやチャンネルへのリンクが表示される
クリック再生されると料金発生

2. YouTube広告のメリット・デメリット

2-1. YouTube広告の効果・メリット
○費用対効果が高い
インストリーム広告はスキップされれば料金は発生しないので、興味をもつユーザーにのみ動画を届けられます。

○ターゲットを絞って配信できる(セグメント機能)
[地域・性別・年齢・好み・キーワード・時間帯・曜日]などを設定できるので、潜在顧客層に絞って配信可能。
より効果を出しやすいです。

[例]
若者向け女性ファッション中心ショッピングサイトの場合
→20代女性のみに配信

○興味をもつユーザーを自社サイトへ直接誘導できる
動画内にサイトへのリンク(CTAボタンなど)を表示でき、ユーザーが商品サイトなどにすぐアクセスできます。
テレビCMなどと異なり、視聴者の行動を促しやすいです。

○スキップまでの数秒は必ず見てもらえる
TVのようにCM中はチャンネルを変えたり、録画で早送りされたりすることがありません。

○興味をもつユーザーを追跡できる(リマーケティング)
YouTube広告はGoogle AdWordsと連携しているため、より効果の高いユーザーへ配信ができます。

[例.]
購入したことのあるユーザーへ、リピート購入のための広告配信をする
未購入のないユーザーにのみ広告配信する
○圧倒的に多いユーザー数
YouTubeの視聴者は世界中におり、その数は増え続けています。最近はスマートフォンでの視聴者が伸びてきています。

○「YouTubeはテレビよりも80%以上の広告効果あり」とGoogleが発表
Googleは2016年4月時点で上記の内容のレポートを発表しました。欧州8か国56の事例から出た結果で、「広告主は現在の6倍の予算をYouTubeへの広告出稿に回すべき」、2015年には「若者へリーチするには、テレビへの広告予算の24%をYouTube広告にシフトすべき」と発言しています。

2-2. YouTube広告のデメリット・注意点

○動画を見てもらえない可能性
インストリーム広告は5秒後にスキップできるので、最初の5秒で心をつかめなければ、そもそも動画を見てもらえません。
そのため、動画制作に時間と費用が予想より多く必要な可能性も当然あります。

○逆効果になる恐れ
目当ての動画を見る前に強制的に再生される動画広告は、ターゲット選定のズレや動画内容によっては不快感をもたれ、商品・企業のイメージダウンにつながる恐れがあります。

スキップできないストレスでひとたびマイナスイメージを持たれると、回復は用意ではありません。慎重に検討しましょう。
また、当然ですが、配信対象を広げすぎると、費用が高くなる可能性があります。

○審査に時間がかかる場合がある
YouTubeやAdWordsのポリシーに準ずるかどうかの審査時間を含めて準備する必要があります。

広告掲載禁止の商品、動画の表現については広告に関するポリシーの概要を必ず確認するようにしてください。

参考:
https://support.google.com/youtube/answer/2467968?hl=ja
https://support.google.com/google-ads/answer/2375464?hl=ja
https://anagrams.jp/blog/basic-knowledge-of-trueview-video-ads/

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