#はじめに
今回試してみるツールはMySQL Workbenchです。
MySQLをインストールすると、自動的にダウンロードされる最もベーシックといえるアレです。
#MYSQL WORKBENCHとは?
MySQL Workbenchは、MySQLの公式から無料で配布されるデータベースを構築するためのGUIツールで、
phpMyAdminで行えるデータベースの作成などの簡単な作業、データベースの設計、管理、開発などが行えます。
公式:
MySQL Workbench
「MySQLのデータベースを作成する際使用するツール」といえば、「phpMyAdmin」が最も一般的かと思います。
XAMPPやMAMPなどのを用いたローカル開発をはじめ、レンタルサーバー上でのデータベース作成の多くは、phpMyAdminを使用して行われる事例が多いでしょう。
#WORKBENCHにアクセス
Workbenchを立ち上げる
前回の最後のインストール終了時に「Start MySQL Workbench after Setup」にチェックを入れている場合、自動的にWorkbenchが立ち上がります。
もし、立ち上がらない場合は下記のフォルダ内を見てみましょう。
C:\Program Files\MySQL\MySQL Workbench 8.0 CE\
このフォルダには様々なMySQLに関するファイルがありますが、
「MySQL Workbench.exe」が該当のアプリケーションです。
イルカのアイコン。なんか既視感が?(イルカと言えば中学の頃居間のWinで深夜焦る私をよくイライラさせ…うっ!頭が)
すると、Welcome to MySQL Workbenchとお出迎えされ、管理画面が立ち上がります。
画面左中央のMySQL Connectionsの横のプラスボタンを押すと、データベース作成の画面に切り替わります。ポチっと押してみましょう。
#DBの基本情報入力
データベースの基本情報を入力する
データベースの基本情報を入力していきます。
「Connection Name:」は案件名、プロジェクト名など、管理しやすい名前をつけましょう。
今回はテスト用で「local development」という名前を付けた例となっています。
データベースの基本情報を入力する
ログインパスワードを入力する
次は「MySQLのログインパスワード」を入力します。
[OK]をクリックして、続いて[Test Connection]をクリックしましょう。
passを入力してテスト接続
無事に接続できたら成功…!
Succesfully made the MySQL connectionとポップアップが立ち上がったらひとまず接続の成功です。
無事に接続が完了すると、最初の管理画面に「local development」への接続ボタンが表示されるようになります。ボタンをクリックし、データベースの画面に移動しましょう。
#管理画面からDBを管理する
データベースの基本情報を入力
以下の画面が立ち上がったら画面の上部にあるデータベースマークをクリックします。
データベース管理画面
(1)「Name:」にはデータベース名を入力。
(2)「Collation:」では文字コードを設定します。文字コードはutf -utf8_general_ciを選びます。他、必要な情報を入力。
(3)[Apply]をクリック。
データベース名などを決定
データベース作成前の最終確認
内容に問題が無いか改めて確認しましょう。大丈夫そうなら[Apply]をクリックして作成へ進みます。
データベースを無事に作成できた場合は左サイドの「SCHEMAS」(スキームス)の一覧に並びます。(並びはアルファベット順です。)表示されたことを確認したら最後のステップへ移ります。
#おわりに
Workbenchは高機能なツールだそうですが、これまで使う機会はありませんでした。(PHPmyAdminで済んでしまうので。)
しかし、あえてこの機会に触れてみたことで新鮮な気持ちでツールに向き合うことができました。
今後これを使えって環境で作業しないとも限らないですし。
巷では、DBの資料化や逆に図からのSQL生成がやりやすいツールなども色々増えてきているので(今回のWorkbenchにもあるのだけど次回以降…!)、今後そのあたりも試してゆく所存でございます。
参考:
[MySQL Workbenchの使い方おぼえ書き](https://www.michaelstults.com/2014/10/how-to-setup-mysql-workbench-database-for-wordpress-on-windows-server/)