はじめに
プロジェクトの標準化、資料化について調査しており、作図ツールに関しても日々調査しています。
今回、ERDPlusが無料かつインストール不要ということなので試してみます。
とりあえず、ER図の生成とSQL文の発行をやってみます。
導入
ここにアクセスしてアカウント作って右上のDiagramsを押すとER図の作成ページに移ります。
必要な情報
・名前
・メールアドレス
・パスワード
ER図生成
ログイン後NEW DIAGRAMから新しいダイアグラムの作成を始めます。
まずER図作成のため、Relational Schemaを選択します。
テーブルの追加はTABLEをクリックして行います。その後、カラムの追加は↓部分。
インターフェースがさっぱりしているので、操作しやすい印象です。
connectでつなぐと外部キーの対応関係を作れます。
直観的な操作で作図できるので、もしエクセルなどで作図しているようなら最初からこのようなツールので
設計・作図やったほうが早い気がします。
SQL文発行
作図したはものは、Generate SQLからSQL文を発行することができます。
今回の例↓
CREATE TABLE Users
(
User_ID INT NOT NULL,
name VARCHAR(30) NOT NULL,
age INT NOT NULL,
sex VARCHAR(10) NOT NULL,
mail VARCHAR(100) NOT NULL,
address VARCHAR(100) NOT NULL,
PRIMARY KEY (User_ID),
UNIQUE (mail)
);
CREATE TABLE Posts
(
Post_ID INT NOT NULL,
title VARCHAR(100) NOT NULL,
body VARCHAR(1000) NOT NULL,
User_ID INT NOT NULL,
PRIMARY KEY (Post_ID),
FOREIGN KEY (User_ID) REFERENCES Users(User_ID)
);
CREATE TABLE Categories
(
Category_ID INT NOT NULL,
cname VARCHAR(100) NOT NULL,
PRIMARY KEY (Category_ID)
);
CREATE TABLE Category_Post_Reg
(
RegID INT NOT NULL,
Category_ID INT NOT NULL,
Post_ID INT NOT NULL,
PRIMARY KEY (RegID),
FOREIGN KEY (Category_ID) REFERENCES Categories(Category_ID),
FOREIGN KEY (Post_ID) REFERENCES Posts(Post_ID)
);
手作業で書こうと思ったら少し手間ですが、これならタイプミスもないから良い。(当然、手作業のミスは可能な限り根絶したい!)
まあ、一からDB作るのに手作業で書くステップを取る人が今ドキどれだけいるのか少々疑問ですががが。。。!
おわりに
基本的に英語で書かれているが、シンプルかつ難しい表現はないのでそれほど困らないかと個人的には思います。
機能はかなり充実しているようなので、使い慣れたらなかなか良さそう。
なにより、名前とメールアドレス入れたらすぐ使えるので、インストールもいらずすぐどこでも作業できるのが
一番の魅力かなと思います。
おまけ
以下、公式よりERDPlusの特徴を翻訳。公式の解説書も売っている模様。(高いけど!)
個人的には、解説書よりも誰かが試してまとめてくれた記事のほうがインタラクティブで分かりやすいので
好きです。良い記事があったらどなたかシェアしてください…!
データベースモデリング
ERDPlusはWebベースのデータベースモデリングツールであり、すばやく簡単に作成できます。
・エンティティ関係図(ERD)
・リレーショナルスキーマ(リレーショナルダイアグラム)
・スタースキーマ(次元モデル)
その他の機能
・ER図をリレーショナルスキーマに自動的に変換する
・SQLのエクスポート
・図をPNGとしてエクスポート
・サーバーに図を安全に保存する
SQL DDLステートメント
標準SQLのエクスポート
・リレーショナルスキーマとスタースキーマからSQLを生成する
・一般的なデータタイプとデータサイズから選択
・Oracle、MySQL、Microsoft SQL Server、PostgresSQL、Teradata、IBM DB2、Microsoft Accessなど、最新のRDBMSツールと連携します。
教科書
ERDPlusを使用した教科書は、新しい出版社からはるかに低価格で入手できます。 電子書籍は51.50ドルで、ペーパーバックは74.50ドルで入手できます。
参考:
ERDPlus