動機
依存ライブラリのバージョンによって、最新バージョンのDart SDKを使えない場合がある。
公式の手順だと、$ brew switch
でバージョンを変更する方法が紹介されているが、入れたいバージョンのSDKが公開されていなかったため、手作業をインストールすることになった。
手順
(1) ZIP形式でSDKをダウンロードする
好きなバージョンのSDKをZIPでダウンロードします。
https://dart.dev/tools/sdk/archive
(2) 任意のディレクトリに配置し、パスを通す
ZIPを解凍して、適当なディレクトリに置いてパスを通します。
今回は/opt
に配備します。
$ mv ~/Downloads/dart-sdk /opt/dart-sdk
$ echo export PATH='/opt/dart-sdk/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
(3) ※任意 webdevのインストール
ここまでの手順で任意バージョンのSDKはインストールできましたが、ついでにwebdevも入れましょう。
pub
コマンドで好きなバージョンのwebdevを入れられます。
$ pub global activate webdev 2.6.2