結論
WSLを使うとき、/mnt/c
配下で開発せず、~
で開発しなさい。
概要
WSL(WSL2)上でVue(Nuxt)やReact(Next, Gatsby)などの開発をしていて、ビルドすると始まりが遅いしビルド時間もかなり長くなるという方や、ファイル名の変更ができなかったり、保存時にホットリロードが効いていないなどで悩んでいる方用の対処法。
なぜ?
- WSLでのビルド時間が長くなってしまう原因の一つとして
/mnt/c
配下で作業していることが挙げられる。
/mnt
はWSL内からWindows側のファイルへアクセスするためにあるディレクトリで、/mnt/c
配下はWindowsのCドライブのディレクトリを指す。つまり、Windows側のC:\
は、WSLでは/mnt/c
ということ。 - Windows側のファイルシステムを経由してしまうと、ビルドに時間がかかったり、一部の機能が制限されてしまうため、ファイル名の変更ができなかったり、ホットリロードが効かなかったりする
- 解決策としては
/mnt/c
配下で作業するのを避け、WSLの~
配下などで作業をすることで、期待通りの動きをしてくれるはず。