はじめに
まず、全体の使用量を知るためには、dfコマンドを覚えなければなりません。 もちろん、システムエンジニアの方はご存知だと思いますが、短くご説明いたします。
df コマンドは、"Disk Free"の略であり、現在使用中のファイルシステムの全体の大きさ、使用可能な大きさ、使用率、マウント情報などを示している。
開発者であれエンジニアであれ、Linuxで作業を行う場合には、File System Fullによるシステム障害を防止するためには、周期的なファイルシステム使用量点検が必要です。
本論に入って全体の使用量を知るためには、ファイルシステム別に分かれた容量を合わせていかなければなりません。
(dfコマンドをそのまま使う場合、ファイルシステム名が長い場合は次の行に移して出力するため、-Pオプションを与える。)
全容量
KB単位
df -P | grep -v ^Filesystem | awk '{sum += $2} END { print sum " KB" }'
GB単位
df -P | grep -v ^Filesystem | awk '{sum += $2} END { print sum/1024/1024 " GB" }'
使用量
KB単位
df -P | grep -v ^Filesystem | awk '{sum += $3} END { print sum " KB" }'
GB単位
df -P | grep -v ^Filesystem | awk '{sum += $3} END { print sum/1024/1024 " GB" }'
残量
KB単位
df -P | grep -v ^Filesystem | awk '{sum += $4} END { print sum " KB" }'
GB単位
df -P | grep -v ^Filesystem | awk '{sum += $4} END { print sum/1024/1024 " GB" }'