【Laravel】FormRequestでバリデーションを実装しよう

はじめに#

バリデーションとは、入力内容が要件を満たしているかどうか確認することです。
LaravelではFormRequestを使って簡単にバリデーションが実装できます。

FormRequestのメリット#

　FormRequestを使うことで、バリデーションのルールやエラー時の処理をコントローラーから分離することが出来ます。また、バリデーションの使い回しやカスタマイズもしやすくなります。

どうやって実装するのか#

　まずはRequestクラスを継承したPostFormRequestを作ります。
このようにコマンド入力します。

php artisan make:request PostFormRequest

これでPostFormRequestクラスを作ることが出来ます。
次に、生成されたPostFormRequestクラスに次のように記述します。

PostFormRequest.php

namespace App\Http\Requests;

use Illuminate\Foundation\Http\FormRequest;

class PostFormRequest extends FormRequest
{
   /**
     * Determine if the user is authorized to make this request.
     *
     * @return bool
     */
   public function authorize()
    {
        return true;
    }

    /**
     * Get the validation rules that apply to the request.
     *
     * @return array
     */
    public function rules()
    {
        return [
            'name' => 'required|max:20',
            'post' => 'required|max:140'
        ];
    }

}

public function authorize()の中身をtrueにするのを忘れないようにしましょう。
バリデーションのルールはpublic function rules()の中に書いていきます。
今回の例だと、name（フォームタグのname属性の値）には必須入力、最大文字数20文字というルールが与えられています。入力内容がこれに逸脱すると、バリデーションに引っかかって自動で前のページにリダイレクトするようになります。
　当然、エラーメッセージを表示することもできます。

post.blade.php

/** エラーを全てまとめて表示 */
@if(count($errors) > 0)
      <div class="alert alert-danger">
             <ul>
                 @foreach($errors->all() as $error)
                       <li>{{ $error }}</li>
                 @endforeach
             </ul>
       </div>
@endif

/** 特定のエラーを表示 */
@if($errors->has('name'))
  <div class="error alert alert-danger">
    <p>{{ $errors->first('name') }}</p>
  </div>
@endif

まとめ#

・Laravelでバリデーションを実装する際はFormRequestを使う。
・FormRequestクラスにバリデーションルールを記入する。
・viewでエラーを表示する。