こんにちは!GxP 2年目のすずき(@ksuzuki-gxp)です。
この記事は、グロースエクスパートナーズ Advent Calendar 2021 9日目の記事です。
私が所属している部署には、個人の成長を目的とした「GrowthUs」という活動があります。
その活動は案件・ユニット・部署関係なくチームが構成されていて、それぞれ社内アプリケーションの改善やイベントの実施等を行っています。
今回は、GrowthUsの活動で上手くいかないと感じたり不安に思ったりしたこと、そしてその問題を解消するために勇気を出して行動してみて良かったことをご紹介します。
問題と感じたこと
私個人がGrowthUsの活動で問題と感じたことは、主に2つありました。
- メンバー交代によって活動が立ち行かなくなること
- GrowthUsでの自分の活動の仕方が分からないこと
まず1つ目は「メンバーの変化によって活動が立ち行かなくなること」です。
今期から、GrowthUsでは半期に一度メンバーを交代するというルールが追加されました。メンバーの受け入れのしやすさ(人に依存しない開発プロセスの確立)を目的としたメンバー交代です。
そしてこのメンバー交代によって、活動を引っ張ってくれていた先輩が異動する話が出てきました。今までは先輩が活動を大きく引っ張ってくださっていたので、先導できる人がいない時にどのように活動していったら良いか分からなくなり、焦りや不安を感じるようになりました。
そして2つ目は「GrowthUsでの自分の活動の仕方が分からないこと」です。
今まで先導されながら活動していたので、いざ先導されなくなったときを考えたら今の自身の活動方法ではよくない気がしてきました。だからといって自分がどんな役割ができて、何をするべきかも分からなかったし、上手くチームに貢献できているとも思えていなかったので、不安と共にモチベーションもどんどん下がっていきました。
勇気を出して行動してみたこと
不安だらけでモチベーションも下がっていた私ですが、不安を常に抱えてどんよりした気持ちで過ごすのはやはり辛いものがありました。また、モチベーションが下がった状態で活動するのも嫌だったので、状況を打破するために勇気を出していくつか行動を起こしてみました。
- チーム活動などに明るいマネージャーに相談した
- 相談の結果、アジャイルコーチ等をやっている方(Graat)にチーム・個人を見ていただけないかお願いした
- フィードバックをいただき、チームや個人に還元した
1.マネージャーへの相談
まずは、チーム活動などに明るいマネージャーに相談することから始めました。
部署でやっている活動に対して、自分が上手く活動できなくてモチベーションが下がっていることや不安であることを伝えるのはなかなか難しいです。また、どの人に相談するのが適切なのかや、時間をいただいていいのかなど考えることも多くて、少しハードルが高かった気がします。
しかし、分からないまま動けないことの方が問題だと思い、自分の気持ちを含めて状況を話して相談に乗っていただきました。実際相談して叱られたり責められるようなことは全くなく、むしろ「アジャイルコーチ等をやっているような方に客観的な意見をもらった方が良いのでは」とアドバイスをいただくことができました。
2.アジャイルコーチ等をやっている方(Graat)への相談・お願い
次はアドバイスを基に、アジャイルコーチ等をやっているような方(以下:Graat)に、チーム・個人について客観的に見てもらう時間をいただけないか相談してみました。
私たちのグループには、チーム・組織の支援などを仕事にしているGraatという会社があります。
Graatの方は私からするとすごくプロフェッショナルな方に見えており、同グループではあるけど他社というのもあって尚更「こんな事で相談しても良いのだろうか」と遠慮がちになっていました。実際はここが1番ハードルが高かったです。
しかし、ありがたいことに、Graatの読書会に参加させていただいていたことや、マネージャーからそんなに遠慮することはないと説明してもらっていたおかげで、なんとかそのハードルを越えて連絡することができました。お願いした際にもとても快く引き受けてくださり、「お声がけいただて嬉しかった」との言葉までいただくことができました。
3.チーム・個人へのフィードバック
最後に、見ていただいた結果をフィードバックいただき、チーム・個人に還元しました。
いただいたフィードバックは以下のような感じです。(量が多いので写真による転載)
いただいたフィードバックをもとにチームで時間を取って改善行動を話し合ったり、個人では捉え方を見直しました。以下は検討後に実践している行動や、チーム・個人の変化です。
<チーム>
-
隠れていた問題(切り替え、リモートでのやり取りならではの問題)に対して、改善行動ができた
- 切り替えのため、集まりの最初にチェックインを入れるようにした
- 誰かが意見を言ったときは何かしらの言葉を発するように意識できている
- Slackでのやり取りの際の参考にする(方針を合わせる、粒度を少し粗めにする等)
- 直接的に影響したかは分からないが、チーム全体が活動に積極的に取り組む雰囲気になってきた
- 行動を起こしたことで、チームの今後についてチームメンバーで話せる機会ができた
- 自分が感じていた不安もメンバーに伝えることができた
<個人>
- 自分がどう見えているか、客観的な意見を知ることができた
- チームメンバーが変化することへのポジティブな可能性を教えていただけた
- 視野が広がって不安に感じることが大きく減った
- 自分の活動の仕方に対して意見をもらえたことで方向性が見え、モチベーション上昇に繋がった
まとめ
今回、勇気を出して行動して良かったことがたくさんありました。
ハードルは高かったけど、行動したことで視野が広がって不安や悩みはかなり減少したし、活動・チームとも以前より向き合うことができるようになったからです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、日々の案件やチーム活動の中で悶々としたり、気持ちはあるけど動けない方がいらっしゃると思います。特にチーム活動では自分が関心を持ったり行動したりしなくても進んで行ってしまうことが多いですよね。
しかし、もし何か思っていることがあるのであれば、思うだけにしないでぜひ勇気を出して行動に移してみてはいかがでしょうか。
行動した結果に何かしらの良いことや変化があるかもしれませんし、その行動によって影響を受ける人もいるかもしれません。何よりも1番は自分のためになると思います。
私もただ流れて行ってしまうことがないように、引き続きGrowthUsや案件と向き合って活動していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。