実務上によくある踏み台(Jump server)に経由しなければ、目標サーバにアクセスできないことがある。
本文はWindowsサーバにリモートデスクトップ接続する方法を説明する。
一回Jumpの場合
RLoginの設定
以下のJump serverの項目を設定する。
① 好きな名称
② IP
③ ユーザネーム(こっちはAWS EC2のデフォルトユーザを使う)
④ パスワード(こっちはSSH KEYを使うので空にする)
⑤ SSH KEYを選んでください(パスワードを使うなら不要)
① Listenedを「Local」に設定
② Host Nameは「localhost」
③ 好きなPortをに設定してください(普段使わないPortの方がいい)
④ Target ServerのIP
⑤ Windows desktop remoteのデフォルトポートは「3389」(サーバの設定により違うportの可能性もある)
設定したJump Serverに接続して、成功したらJump Serverのcommand lineが出るはず。(こっちの例はAWS EC2)
リモートデスクトップ接続
・コンピューター:localhost:さっき設定したポートフォワード
・ユーザ名:Target Serverのログインユーザ名
二回Jumpの場合
Jump Server 1への設定
・エントリー:好きな名称
・ホスト名:Jump Server 1のIP
・ログインユーザー名:Jump Server 1のユーザ名
・パスワード:Jump Server 1のパスワード(こっちはSSH KEYを使うので空にする)
・SSH認証鍵:SSH KEYを選んでください(パスワードを使うなら不要)
・Listened:Local Socks
・Host Name:localhost
・Port:好きなPort(普段使わないPort)
Jump Server 2への設定
・エントリー:好きな名称
・(***重要)前接続先:MY TEST JUMP SERVER 1(Jump Server 1のエントリー、選べる)
・ホスト名:Jump Server 2のIP
・ログインユーザー名:Jump Server 2のユーザ名
・パスワード:Jump Server 2のパスワード(こっちはSSH KEYを使うので空にする)
・SSH認証鍵:SSH KEYを選んでください(パスワードを使うなら不要)
(***重要)「プロキシ設定」を押して
・Select Proxy Protocol:SOCKS5
・Over SSL:使用しない
・Proxy Server Address:localhost
・Socket Port:Jump Server 1のポートフォワードで設定したPort
・Listened:Local
・Host Name:localhost
・Port:好きなPort(普段使わないPort)
・Connect Host Name:Target ServerのIP
・Connect Port:Windows desktop remoteのデフォルトポート(サーバの設定により違うportの可能性もある)
リモートデスクトップ接続
・コンピューター:localhost:Jump Server 2で設定したポートフォワード
・ユーザ名:Target Serverのログインユーザ名