この記事の概要
HTMLやCSSの各ブラウザでのサポート状況を調べるためにCan I use...を使う場面は多いと思います。
共有のためにスクリーンショットを撮ることもあると思いますが、よりリッチに埋め込めるThe CanIUse Embedを紹介します。
サイトの説明
以下の3パターンの埋め込み用コンテンツを生成できます。
- マウスオーバーでブラウザの使用率まで確認できる、インタラクティブな最新情報
- 1日に1回更新される、静的画像の最新情報
- 画像生成時点の日付に準拠した、スナップショット
埋め込みコンテンツの作り方
サイトを見ればほぼ使い方は分かると思いますが、一応説明します。
Create your Embed
ページ上部は生成できるコンテンツの例が載っているだけなので、ページの下の方までスクロールします。
Create your Embed
以下が実際に埋め込みコンテンツを生成するエリアです。
Select Feature
埋め込みたいHTMLやCSSの要素を選びます。
select
の見た目をしていますが、直接文字列を打ち込めば大丈夫です。
Select Embed Type
3種類の中から選択します。
名前 | 機能 |
---|---|
Interactive Embed | Can I use...の該当のページへ飛べる。 マウスオーバーでブラウザのバージョンごとの使用率が表示される。 アクセシブルなカラーへ変更できる。 モバイルから表示すると見た目が最適化される。 |
Live Image | 単なる画像なのでJavaScriptの使えない場所でも埋め込める。 1日に1回更新される。 拡張子は png , webp , jpg から選べる。 |
Static Image |
as of ~ の日付のスナップショット。日付は画像右下に記載されている。 |
Desktop用の見た目 | Mobile用の見た目 |
---|---|
![]() |
![]() |
Browser Versions
表示する情報のうち、過去のバージョン数、未来のバージョン数を指定できる。
デフォルトでは過去2バージョンと未来の1バージョン。
Live Imageは非対応。
Default Colour Scheme
Can I use...に準拠した色か、アクセシブルなカラースキームかを選べる。
Live Imageは非対応。
Generate
選んだ形式にあわせて埋め込み用コードが出力されます。
Interactive Embedではscriptタグとセットで、Live ImageとStatic Imageではpictureタグのみ。
まとめ
- The CanIUse Embedから埋め込み用のブラウザサポート一覧が取得できる
-
Interactive Embed
,Live Image
,Static Image
の3種類の生成方法がある - いくつかオプションがあり、生成する内容をカスタムできる
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