この記事の概要
Blenderでモデリングしてライティングして画角を決めて、いざレンダリング!と、実行したのに出力結果の色が微妙に曇って見えることはありませんか?
私はあります。
そもそもMaterialの設定やライティングがちゃんとできていない可能性もありますが、比較的手軽に出力する色の調子を変える方法を記事にしました。
環境
カテゴリー | 内容 | 補足 |
---|---|---|
マシン | MacBook Pro (15-inch, 2019) | |
OS | macOS Big Sur (11.5.2) | |
プロセッサ | 2.6 GHz 6コアIntel Corei7 | |
メモリ | 32 GB 2400 MHz DDR4 | |
グラフィックス | Radeon Pro 555X 4 GB | このMacは、BlenderにおけるGPUを使ったレンダリングに対応していないモデルなので無意味…… |
Blender | 3.0.1 |
MacBook Pro単騎で3DCGに挑むなんて……という声が聞こえてきますが、これでやっています。
Color Management
Render Properties > Color Management > Look
から設定できます。
- Very Low Contrast
- Low Contrast
- Medium Low Contrast
- Medium Contrast
- Medium High Contrast
- High Contrast
- Very High Contrast
- None
以上の8種類があります。
手元で確認した限りだとNoneとMedium Contrastが一緒に見えますが、もしかしたら色々な条件を変えると違いがあるのかも……。
ここは検証しきれていません。
試しに簡単な絵を作って比べてみました。
Lookの設定以外は変えていません。
Very Low Contrast | Low Contrast | Medium Low Contrast | Medium Contrast | Medium High Contrast | High Contrast | Very High Contrast | None(Mediumと一緒?) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
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まとめ
- 「ほぼ良いんだけど、もう少しだけコントラストが出て欲しい」ような場面であればColor ManagementのLook設定を変えるだけで対応できる
- コントラストが高ければ良いというものでもないので、実際の結果を見ながら調整するのがベター
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