Flutterアプリをリリースモードでビルドする方法
以前アプリをビルドした際に、リリースモードでビルドがされていないことがあり、リリースモードでビルドをするまでに少し時間がかかりました。この記事では、Flutterでのアプリをリリースモードでビルドする方法についてご紹介します。
目次
はじめに
Flutterで開発したアプリをリリースする際、正しくリリースモードでビルドされていることが重要です。デバッグモードでビルドされたアプリは、パフォーマンスが最適化されておらず、セキュリティ上のリスクも高まります。この記事では、Androidアプリのビルド設定を中心に説明します。
リリースモードでのビルド設定
Androidのビルド設定
FlutterプロジェクトのAndroidアプリをリリースモードでビルドするためには、android/app/build.gradle
ファイルの設定を確認し、必要に応じて修正する必要があります。
ビルドタイプの確認と修正
build.gradle
ファイルを開き、buildTypes
セクションを探します。release
ブロック内でsigningConfig
がdebug
に設定されている場合、アプリはデバッグモードでビルドされます。これをrelease
に変更することで、リリースモードでビルドされるようになります。
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デバッグモードでのビルド設定例:
buildTypes { release { // TODO: Add your own signing config for the release build. // Signing with the debug keys for now, // so `flutter run --release` works. signingConfig signingConfigs.debug } }
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リリースモードでのビルド設定例:
buildTypes { release { // TODO: Add your own signing config for the release build. // Signing with the release keys. signingConfig signingConfigs.release } }
まとめ
Flutterでのアプリ開発では、リリース前にリリースモードでのビルドが正しく行われていることを確認することが重要です。android/app/build.gradle
ファイルのbuildTypes
セクションを確認し、リリースビルドに適した設定になっているかを確認しましょう。