whereメソッドを使って条件に一致する要素を抽出する方法
コレクション内の要素を条件に基づいてフィルタリングする際に
便利なのがwhere
メソッドです。
この記事では、where
メソッドの基本的な使い方を紹介し、
例を通して活用法を解説します。
whereメソッドとは?
where
メソッドは、リストやセットなどのコレクション内の要素に対して
特定の条件を適用し、条件を満たす要素を新しいIterable
として
返すメソッドです。条件に基づいてデータを絞り込みたい場合に役立ちます。
実際のコード例
以下の例では、Personクラスを定義し、名前と年齢を
プロパティとして持っています。
いくつかのPersonインスタンスをリストに格納し、where
メソッドを
使って年齢が25歳以上の人物のみをフィルタリングしています。
使用方法
void main() {
List<Person> people = [
Person(name: 'Alice', age: 30),
Person(name: 'Bob', age: 20),
Person(name: 'Charlie', age: 25),
];
Iterable<Person> adults = people.where((person) => person.age >= 25);
for (Person person in adults) {
print('${person.name}, ${person.age}');
}
}
class Person {
String name;
int age;
Person({required this.name, required this.age});
}
// 出力結果
Alice, 30
Charlie, 25
このコードでは、whereメソッドを使用して、リストpeopleから年齢が25歳以上の人物だけを抽出しています。
条件に一致する各要素に対して、名前と年齢が出力されます。
まとめ
where
メソッドを使うことで、簡単に条件に一致する
コレクション内の要素を抽出することができます。
この方法は、データをフィルタリングしたり、特定の条件に基づいて操作を
行いたい場合に有効です。
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