CentOSを使って勉強会をしていきます!
その前にCentOSとRed Hat Enterprise LinuxとFedoraの関係を押さえておきましょう。
Red Hat Enterprise Linux
まずRed HatですがずばりCentOSとほぼ同等の機能のOS(ディストリビューション)です。
というとRed Hat社の人に怒られそうですが、現段階ではそう思っていただいて問題ないと思います。
では何がCentOSと違うのか?
・Red Hat社によるサポートを受けることができる
・有償である
この2点が大きく違います。
Red Hat社によるサポートが受けられることにより不測の事態が起こっても問合せをすることができます。
CentOS
CentOSはRed Hat Enterprise LinuxのクローンOSと呼ばれており、同等の機能を持っていますが、基本的にサポートは受けられませんし、基本的に自力で何とかするしかありません。
しかしCentOSを利用しているユーザーは多く、グーグル先生に聞けば、かなりの確率で解決方法を見つけることが可能であると思われます。
商用利用の場合はRed Hat Enterprise Linuxが安心ですが、予算の関係などでCentOSを採用することもあるかと思いますが、それは状況により判断するところになります。
Fedora
Fedoraは最新の新技術を積極的に取り入れています。
Fedoraで安定して、動作確認できたものがRed Hat Enterprise Linuxに採用されるといった流れになります。
Red Hat Enterprise Linuxに今後どのようなものが採用されるかはFedoraの同行をチェックすると良いです。
リリースの流れ
よって簡単に流れを書きますと
Fedora → Red Hat Enterprise Linux → CentOS
という順番でリリースされます。
Red Hat Enterprise LinuxとCentOSは同じバージョン番号ですがFedoraだけは違う規則で命名されます。