はじめに
M5Stack社のAIカメラ M5StickV 向けアプリ Brownie についての情報をまとめます。このページは不定期に更新されます。
現在、下記の3種類がありますが、区別したい時を除き、まとめて Brownie と呼んでいます。
- Brownie
- 物体検出アルゴリズム Tiny YOLO v2 を利用して顔認識と各種物体認識(20種類)を行います。大きなボタンを押すとその物体の名前を読み上げます。
- Brownie に説明とアプリがあります。
- Brownie 1000
- 物体識別アルゴリズム MobileNet v1 を利用して1000種類の物体を見分けます。 大きなボタンを押すとその物体の名前を読み上げまず。
- ここ以下のファイルをmicroSDカードにコピーしてM5StickVに入れて実行してください
- Brownie Learn
- 転移学習という手法を利用して、認識したい物体を自分で追加することができるアプリです。学習処理も M5StickV 本体内で行っています。QRコードを利用して簡単に学習しなおすことができます。
- ここ以下のファイルをmicroSDカードにコピーしてM5StickVに入れて実行してください。現在ファームウェアとして v0.5.0 が必要です。
また、Brownie Learn 向けに外部のアプリと連携するためのツール Brownie Monitor を用意しています。物体認識をすると、QRコードに書かれた文字列に紐づけられた物体の名前がシリアルポート経由で送られてきます。その文字列をトリガーにしてアプリケーションを起動することができます。Windows デスクトップアプリと Node.js (Mac, Linux, Windowsなどで動きます)があります。
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Windowsバイナリ
- Maker Faire Taipei 2019 Kit に含まれています
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Node.js
- Brownie Monitor for Node.js (GitHub)
関連ドキュメント
- M5StickVではじめる軽量モデルの実世界への応用 #TFUG (SlideShare)
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3000円の液晶付きAIカメラでオフライン転移学習する #M5StickV
(Qiita) - Brownie - Automate Your Home with AI (Hackster)